自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

渡の歌

渡は、ディケアから、障害者用のタクシーのようなもの"Outreach"に乗って帰ってきます。この車は、本当に時間にルーズなのですが、今日の運転手の人は、丁寧は人で、私が迎えに出ると

「あなたの名前は?」と聞かれて、

「Yumi.渡の母親よ」

というと、渡の受け取り確認をしてから、彼女いわく、

「渡は、帰りの車の中で、ずっと歌っていたわ、それが、全部クリスマスソングだったの。

なんか、私、一足早く、クリスマスソングを独り占めして体験してしまったわ。楽しかった。ありがとう。」

と言われたのですが、そりゃ、さぞかしうるさかったことだろう。決して、美声ではない渡です。

たぶん、車のラジオも切るように渡から、指示されて聞かされたのだろう。けど、こういう風に言ってもらえると、それもまた親ばかな私にとっては、嬉しいことで・・。

ありがとう、Outreachの方!