自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

ノーベル賞の山中教授と、我が家の米大学生活と。

ノーベル賞を受賞された山中教授にお会いしてきました。

f:id:kuboyumi:20131116214556j:image

うちの製品の話などもし..。

やはり教授のようにビジョンをもってハードに働く。それが大事だと。

楽しい時間を過ごせました。

Voice4uももっと成長させて、これからもお話が苦手な方たちの支援を頑張ろうと心に決めた夜でした。

と、いろいろなところに出歩いている私ですが、年末が近い事もあり、会食が多いです。先日は、サンフランシスコでの会食時に、コートを預けたまま、帰って来てしまい。

今日は、香穂が授業の合間に時間があるから、と言い、取りに行ってくれました。といっても、大学から、会場だった所までは結構の道のりですが、若いので歩きます。けど、多くの画材をもって、私のコートを持って歩くのは、結構重かったそうです。その日は、私は、寒いサンフランシスコに行くのだと思ったので、重めのコートを着ていってしまったいました。ごめんよー。けど、助かったー。

香穂は、あまりに荷物が重かったので、さすがに耐えれず。水も忘れたので、スターバックスに立ち寄った模様。彼女のfacebookにこんな写真がのっていたので、わかった。

f:id:kuboyumi:20131118183021j:image

これだけ見ていたら、

「あー、スターバックスがもう冬のデザインかー。」と思った。

香穂が帰宅して

「ねぇねぇ、見た?今日のfacebook」というので、見たよーって答えたら、

「あれさー。”ディズニーがもし、スタバとコラボしたら..。”と思って、描いたんだよねー。だからさー。感謝祭に始まるディズニーのアナと雪の女王(Frozen)の映画をスタバの紙に白ペンで描いてみた。」

「えっ…この白い部分、香穂が書いたの?」と、驚き。けど、毎日毎日、真夜中まで描いて、大学でも休み時間も描いて、スタバにいってもまだ描くんだー。というのにも、さらに驚く。

一方、渡の大学数学は、現在教科書の710ページ目。まだクラスが始まって3ヶ月たっていない。どこも飛ばさずに全てカバーしながら進みました。これだけ進めるのは、アメリカの学生の読書量じゃないかと。

アメリカの小学校は小学4年頃からものすごい読書量になります。娘もとにかくずーっと手に課題図書をもっていました。どこにいっても本を持っていた。小学2年の終わりの夏休みから本格的な課題図書の宿題が始まります。

この恐ろしい読書量があるから、大学の膨大な量の教科書をガンガン進めるのだと思う。小学校の時からの読書能力。文章の理解力と読書の速度。アメリカで学ぶということは、本当にこれらの力が大事だと思いました。

理解していても、この速度ですすむ訳ですから、問題を早くと解けないと、授業ではどんどん次にすすんでしまっていて、落ちこぼれます。

うちの息子の場合、この読書理解能力がないので、人の何倍も勉強して、まかなって行く感じになります。

どこでキャッチアップしているか?というと、どうも計算の早さでそれらの理解の遅さをまかなう感じのようです。

他の人より大量に計算している分、どうにかまかなう。

大変だー。

けど、今日はお姉ちゃんが、頑張ってる渡に見せてあげようとサンフランシスコのディズニーストアーで、アナと雪の女王(Frozen)バックを買って来た。

f:id:kuboyumi:20131118222153j:image

ディズニー命の我が家の子供達。特に渡は、お姫様命ですので、その鞄をよこせと交渉しています。香穂には、どこにもっていくのか?と聞かれ。

「大学の総合体育の服を入れて持って行く。」

と答えられて、

「あなたはもう男子大学生なんだから、それだけはやめておくべきだ。」と香穂に説得されてあきらめた渡。

冬休みには、これをもって歩いていいから、と言われて、大喜び。よかったねー。あと3週間で大学数学は終わるよ。

がんばってね。