自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

いざ、大阪へ

朝はまだ時間があったので、走ろうと思い外に出たら、やたら寒い。-2度だった模様。

走っているうちにおひさまが高くなってきて、周りを照らし始めて、1度に気温が上がった。それでも寒い。

マイナスの気温の中で走るのは初めてで、自分の部屋に手袋を忘れてきたことを後悔。

冷え切った空気の中ではダム湖が綺麗で、岩手山が鏡のように映っている。

綺麗だー。寒いけど.....。寒いのが苦手なわたしは、きのうは橋の上を走った時が、寒かったので、橋を渡らなくていいコースを走る。

けど、3kmほど走ったところで、歩道がなくなり、道が急に狭くなって、それなりに車も来るので、これ以上走ることは断念。戻ってきました。

しっかり走ったので、朝ごはん。これがまた、夕飯のように大量にでてきた。

さらに、

朝からこんなに大量な食べ物、食べれん...。

豆乳の鍋...。小岩井の乳製品だそうです。上品な味で無茶苦茶美味しかったので、食べれないといいながら完食してしまいました。

さて、大阪へ向かいます。

バスに揺られて、盛岡駅前へ。

ここでトラブル発生。

4月9日というと、丁度学校などがはじまり、生徒たちは、定期券を買ったりする日のようで、盛岡駅がごったがえしておりました。バスのダイヤもこの日から変更になっているようで、長蛇の列。

わたしは盛岡駅から花巻空港に向かって大阪に行く予定でした。本当は新幹線で行きたかったのですが、先日の地震で東北新幹線の一部が不通になっているということで、新幹線での大阪入りは断念。飛行機になりました。

ところが盛岡駅から花巻空港行きのリムジンが待てど暮らせどこない。

大阪だったら、もうおばちゃん連中が大騒ぎしているところですが、岩手の人たちは、みんなじーっと静かに待っている。すごい...。

で、先頭にいる方が小さな声で電話をされて、どうもバス会社に問い合わせた模様です。バス会社は「運転手が間違って、車庫にもどってしまったので、すぐにバスを出す」という話だったようです。その話を本当に上品に小さな声で、三人づつくらいに順番に伝えてくださいました。すごー。大阪だったら大騒ぎだわ。そこにいる人たち全員を巻き込んで一人が電話したらその横から3-4人くらいが、

「にーちゃん、それこまるねん。私ら、飛行機乗らなアカンさかいに、バス遅らせるんやったら、飛行機も遅らせて」と人の掛けている電話に向かって、周りで大声で話す人がいる感じが大阪。関係ない人も40人くらい、周りにいる人がバスが遅れている理由を知って話す感じになるだろうな。

 

静かだ。岩手県、みんな大人だ...。

 

結局、リムジンバスはやってきて、バスは満席。補助席も使われるくらいでした。

でも40分のバスの中、ひとことも話す人がおらず、静かーなバス内。大阪の葬儀場に行くバス内より静か。驚く...。

岩手の人はこんな上品に暮らしているんだ..... と感動。

空港でやっと父と飲むお酒を買い込み、飛行機に乗り込み、伊丹空港へ向かいます。

伊丹空港についたら早速目に入るのがこの看板

ええし....。なんでも関西弁で言うたらええちゅうもんちゃうねんけど....。

伊丹空港から難波まで空港リムジンバスを使ったのですが、盛岡空港リムジンのバスの4分の1の人しかのっていないのに、バスの中、うるさい、うるさい。

盛岡のリムジンの100倍うるさい感じ。あっ、けど、0に100かけてもゼロだから、やっぱ比較できない..。とにかくうるさい大阪。思わず、イヤフォンを取り出して音楽を聞いたわたし。

リムジンバスを降りたら、とりあえずデパ地下で父が好きそうなものを見繕って帰宅。

明日の法事に備えまーす。