自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

自閉の息子が通う大学の英語教授がすごすぎる

大学英語の教授がすごすぎる。このクラスを取る前、

「息子が自閉症で、このクラスを取る事を考えているのだけど、大丈夫か?」

と聞いたら、

「私は新人で来たばかりでなにも知らないし。部のトップの教授に聞いてくれる?」

と、すごく怯えた感じだった。しょうがないので、トップの教授とはなした数週間前。最初に話した教授は、自閉症などというのも聞いた事がない感じでした。アメリカでも小学校から私立の学校に通ってその学校が障害のあるクラスと通級してないと障がい者を知らない。とか、いろんなケースで自閉症を知らない人はいる。そういうケースの場合は大人になるまで自閉症が解らないままの人もそれなりに居ます。けど、トップの教授が行う授業と息子の時間が合わないので、結局、その最初に話した怯えた教授の授業をとっている渡。

今日その怯えた教授に会ったら、教授から私をみつけて声をかけてくれて、

「渡は今の課題、苦手じゃないかしら?感情の理解の部分がほとんどでしょう?もしどうしても駄目だったら、別の課題を与えるから、言ってね!!」

と言ってくれた。間違いなく、ここ数週間内に自閉症に関する本を読んで勉強したり、誰かに聞いた気配がある。で、前の怯えた感じがまったくない。

すごいなー。けど、大学なので宿題免除とか、簡単になるということはあり得ないので、渡は宿題が3割は終わっている事、このクラスでは、渡は、わからない事も挑戦したがっていることなども話しました。オフィスアワーなども教えてくれて、いつでもおいで、と言ってくれた教授は、すごいわー。

「恐怖は無知からきます。人間ならば、生きてる間は知識にどん欲であれ。」

と高校の時に尊敬する先生がいってくれたけど、その当時は意味がまったくわからなかった。けど、まさにその通りだなぁ..と今日、思った。

けど、渡にとっては、このクラスは結構ハードで、このクラス落としそう(笑)落としたらまた同じ先生で取るように勧めよう!と思った今日でした。