自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

渡の精密検査の問題点

渡が定期検診で引っかかったので、超音波を取ることになりました。

朝はご飯抜きで、病院に行き、そこで静かに寝転がって、撮影してもらわねばなりません。

問題は、

1.朝ごはん抜きができるか?

 私は、今日は胃カメラで、朝ご飯を食べてはいけないとわかっていたのに、朝、渡のお弁当を作っていた時に、唐揚げの味が濃くないか?と一口食べてしまい。すぐに吐き出したけど、病院に行ったら、胃カメラはできません・と言われて、キャンセルになったことがある。私でもそうだったので、渡ができるのか?

 

2.動かないで、あの機械音を聞くことができるのか?

 聴覚過敏の息子があの超音波の時に磁石の音?みたいな大きな音がなん度もするのを静かに寝て耐えられるのか?

以上の2つが問題でした。

 

この日は、私も検査だったので、娘が渡を病院に連れて行くことになっておりました。

娘は渡に

「なぜ、この検査をするのか?」「どのようにするのか?「痛さはない」ということをきちんと伝えたら、

"O.K.僕はできるよ”

と行ったそうで、渡ができると行った時は本当にできるので、ちょっとホッとしたそう。

けど、言った通り、ご飯を抜くこともきちんとできて、現地でも身動き一つせずに静かに寝ていたそうだ。

すごい!

お姉ちゃんから速報がテキストで送られてきていたので、様子は手に取るようにわかっておりました。昔だったら、大パニックだっただろうな。

最近はきちんと説明してどうして欲しいか?渡は言われた通りに行動したらどのように、周りの人を助けることができるのか?ということを説明すると嫌がることがほとんどない。

ありがたい限り。

私が検査から帰ってきた渡を褒めちぎると渡は一言

「ママ、大丈夫だよ。ディズニーのお姫様たちも僕のことが好きだから」

と言われてしまった。どこまで頭の中がお花畑やねん!そんなことで好かれたら、世界中の男性は大モテだよ。と思ったけど、とにかく検査が無事に終わったことはいいことなので、黙って、「よかったね」と返事しておきました。