自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

なんだか違うなぁ

渡の18歳からの成人期移行のプログラムの説明会に参加してきました。郡が渡に進めているプログラムです。なんだか違うんだよね。っていう感じでした。スケジュールは、身辺自立や、数学もチェックブックの付け方なので、高校の数学を取っている渡には違う。身辺自立も教える内容はすでに渡ができることだけど、自閉症の渡はクラス内でできても、毎日の中にそれを取り込むのが難しい。

たとえば、洗濯ものも毎日するのか?どれくらいで、着替えるのか?住居がかわった場合、誰がその新しい場所で、どのように服をしまうのか?などを教えてほしい訳です。バスも時刻表を読むのではなく、本当に乗って、どのようにお金を払い、どのようにおりるのか?がなによりも大事になります。

よーするに教室内ですることができても現社会や自宅、住居がかわったら難しくなるわけです。さらにイレギュラーのスケジュール変更が苦手。

こういう部分を強化するのならまだ話はわかる気がした。やはりまだまだ教室の中にいるか、外でレクレーションか?という色が濃い感じがします。うちの渡には合わない。教える事はするけど、本当にできるところまで持って行くということが、できてない気がします。やはり、難しいのは、アンバランスに育つ自閉症の特技の部分をどうのばすか?が考えられていない訳で。

職業訓練にしてもいまだに、机ふきを教えていたり、コンピューターもワードの入力を教えていたり。

いえいえ。自閉症ですので、Codeを書く事まで深く教えてほしい訳で。

けど、Codeを書くことを教えれるような人は、このプログラムでは働かないんだろうなぁ。

これは小さいときからプログラムにいれればいいかも、自閉症のクラスに入ったら、小さいときから常にオプションで、Code を書くクラスや、アプリを作るクラス。フラッシュを学ぶクラスとか、バグをひたすらみつけるクラスとかを3歳から始めればいいと思う。たぶん成人期に職につける人が結構数いると思う。このクラスに入りたいが為に、自閉症だって嘘をついてでも入ろうと思う人がでてくるような丁寧に教えてくれるクラス。全員にレストランで机ふきを教えるのはおかしいし、地元のレストランは、やはり小規模の自営業です。会社経営しててわかるのだけど、そこに複数の自閉症を働かせるのは結構大変。一人だって雇うのも大変でしょう。けど、地元の自営のお店だと交渉がしやすいので、そこで実習をしているよ、という大人側の理由だと思う。


さてさて、説明会が終わったので渡との約束通り、ビール屋さんへ。なぜか渡はビュリューアリーなレストランが好きなのです。うるさいのに。けど、たぶん、小さい子供が少ないからでは?と思います。小さい子供の鳴き声が苦手です。今日はTAX day(税金申告最終日)ということで、レストランがキャンペーンをやっていて、このハンバーガーが、5ドル。(400円)ここの名物のガーリックフライ(ニンニクのポテト)もついています。お肉が450gほどあるんじゃないか?という感じです。まるでステーキ食べてるみたい。

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渡は大好きなピザを食べて大満足。さて、明日は日本史の勉強(アジアの歴史で日本史)だよ。宿題を今日やったのだけど、英語で日本史を教えるってやっぱり違和感。変だわーって思った日でした。