香穂の最後の合格通知が舞い込みました。ジョージルーカスの出身校でもあるUniversity of Southern California(USC: 南カリフォルニア大学)です。香穂がうけた舞台芸術学科は、とてもレベルが高かったので、私たち親子は、絶対に落ちたと思い込み、受験したこともすっかり忘れていました。
ただプライベートのカウンセラーの方が受験前に
「香穂さんは、学業以外の活動にも積極的に取り組んできたので、ポートフォリオとエッセイ次第では・・」
と、いろいろ指南をしてくださっていました。
けど、成績が世間でいわれている数値には、届いていないので、
「絶対無理だよぉ・・」と親子で思っていたのです。
すると、なんと今日、合格通知が!
香穂は、USCのことは、すっかり忘れていて、合格大学のリストを今日学校の進路カウンセラーに渡すといっていたので、あわてて高校へ通知を持参し、カウンセラーに渡すリストの中にUSCも入れて、手渡しました。学校の進路カウンセラーの方は、USCの通知を見て、ガッツポーズをされてから、拍手で
「よかったわ。うちの高校からはここ数年、この大学には、受かっていない。」
とのことでした。
よく考えたら、香穂の高校の進路カウンセラーの方に会うのは、私は初めて。
プライベートでお願いしているカウンセラーに全てお願いしていたし、学校のカウンセラーの話は、香穂から聞いていても、あさっての方向でしたので、
「会う必要もないんだろうなー。呼び出しもないしなー。」
と思っていました。
USCの合格で、プロのプライベートカウンセラーのすごさを目の当たりにしました。思えば、高校1年生の時にお願いして、それから、ずっと香穂と二人三脚で歩んでただいたプライベートカウンセラーの方は、香穂の弱点、強み、好きなこと等全てを把握してくださっての受験でした。香穂と馬があったというか、合せていただいた点もすごかったです。
最初に会ったときに延々と香穂が3時間もビデオゲームの話をしていたのをずっと話を合わせて聞いてくださっていました。私は
「関係ない話をずっと香穂がしてて、さぞかしご迷惑だろう。」
と思っていたのですが、香穂とカウンセラーさんの間に口は、挟むまいと思っていましたので、黙ってました。
しかし、この話の間に香穂の特技、好きなこと、性格等々を全て見抜いていらっしゃってました。それを基盤に、
3年の月日のおつきあいの中で、さらに香穂の特技を全て引き出して、考える力、大学をうける気力をつけ、香穂のしたいことを一緒に考えてできた進路です。夏には、みんなでブレインストーミングもしました。これは、エッセイのたたき台にもなりました。
こうやって進路が決めれた香穂は、本当に幸せものだと思います。
目標を定めながら二人三脚で歩んでいただいたために、ついに最後まで
「勉強しなさい」
と注意することはなかったです。
先ほどプライベートカウンセラーの方が夜に駆けつけてくださり、絞り込んだ下記の合格校の中からのさらに絞り込みが行われました。
の6校の中からの絞り込みになります。
最終的に、香穂は、
USC
Chapman University
Pepperdine
の3校に絞りこみ、4月に再度見学になりました。そこで再度、学部の教授に会う予定です。
すばらしいプライベートの進路カウンセラーの方と出会えた私たちは、本当に納得のいく進路を決めることができ、嬉しい限りです。
アメリカの大学や高校の進路の件で、考えてらっしゃる方、今日伺った時点では、まだ若干ですが、空きがあるそうですので、
上記のリンクよりコンタクトを御取りください。高校の方は、ぜひぜひ高校1年生の時に連絡を御取りください。高校4年生では遅すぎます。
最初の相談は、無料だそうですので、これを使わない手はありません。
日本語、英語どちらでも大丈夫です。
大学進学を見極めて公立高校を探すときは、公立高校のレベルで探すのは、あまり意味がない気がします。それよりも、プライベートの進路カウンセラーを我が子と馬が合う人を探し出す方が、進路決定で遥かに有効です。
思えば、高校も香穂は私立をうけましたが、そのときは、進路カウンセラーがいるなんていうことも知らず、当時はまだGPAが満点だったのに、それにあぐらをかいて受験したら、落ちました。このときにカウンセラーの方にお願いしていれば、よかった。と話しておりました。私立の高校入学の進路カウンセラーもされるそうです。
けど、公立高校から、今回の様に進まれる方が、高校の学費としては、結果的には、安くついてよかったんじゃないか?という笑い話で終わりました。
さて、午前中は、渡のトランジションフェアです。大人になったときにどのような選択肢があるのか?を知っておくためのものです。
会場はPHPのあるビル内のこちら。
こんな感じでたくさんのブースが出ています。
もう人、人、人でごった返していて、私が行ったときには、すでにパンフレットがなくなっているブースもありました。
帰り際に撮った写真の時は、相当人も一段落したようです(閉会間近って言う感じです)
ディケアや、大学、住まい、キャンプ等々のいろいろなブーズが出ています。
この会場までは、車でいくとちかいのですが、
渡に公共の交通機関をならせるために今日は電車を使っていってみました。
渡が大喜び。
これからももっと公共交通機関を渡と使うようにしてあげたほうがいいなと思いました。
けど、帰りは、山のようなパンフレットや資料を頂いたために持てなくなった・・。渡が助けてくれてなんとか駐車場までたどり着きました。
さて、香穂がおちついたら、渡のトランジションも考えねばなりません。