自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

第二希望の大学の合格通知とUCLAと渡のソーシャルストーリー

香穂の第2希望の大学の合格通知が来ました。Pepperdine Universityです。マリブにあるこの大学は、見学したときものんびりしていて、香穂にあってる大学だなーと思っておりました。

ここも、試験を受けに行っています。

さらにもう2通合格通知が舞い込み、一つは、UCLAです。もうひとつは、UC Santa Cruz(←ここだけは、私がサーフィンしたくて、願書を出させたという声があり・・香穂も親友がいっているので、いいかなと不純な動機で受けた。)

UCLAは、のんびり屋の香穂いわく、

「試験を受けたときに話を聞いて思ったんだけど、ちょっと気ぜわしくて・・。だから、断ると思う。」

という彼女の意見。

とにかく、香穂が好きなところにいってくれれば親として、ありがたい限りです。あと1ケ月近くあるので、ゆっくり考えてくれれば嬉しいですね。

今日は、渡の学校でもPTA会があったので、セラピーの責任者の先生に

「香穂は、Chapman, pepperdine,UCLA、University of Pacificに合格しました。」

と報告しました。なぜこれが必要か?というと、前回のIEPで決まっていたからです。

責任者の意見としては、香穂と渡の繋がりがとても強いので、香穂が大学にいくとなると渡の喪失感があまりに大きく、ショックも大きいので、ソーシャルストーリーをつくり、

香穂は大学にいってもまた戻ってくること。

ずっと離れるわけじゃないこと。大きくなったら、

人は、大学にいくという進路があること

を教えるのがいいだろうということでした。


私の長年の悩みは、香穂が家を出るときの渡の喪失感についてでしたので、ありがたい限りです。最終的にどこの大学にするのか?が決まったら、渡に少しづつ教えてゆきましょうということになりました。

とりあえず渡のほうも安心できて、よかったと思った今日でした。ほっ。


思えば、UCLA等は、2年前に見学しています。我が家の場合は、早いうちから、プライベートの進路カウンセラーの方にお願いしていたのが、合格のカギだったと思います。

早くお願いしても遅くお願いしても値段も対して変わらないし、遅くお願いされた親御さんから(ジュニア、シニアではちょっと遅いかも)

「あぁ....もっと早く連絡取るべきだった。」

という声はたくさん聞きます。


進路カウンセラーの相談に早すぎるということはありません。

なるべく中学3年生あたりには、どの人にするのか?めぼしをつけておいて、連絡を取り始めるというのが、いいかと思いました。

うちの香穂がついたプライベートの進路カウンセラーの方は、日本語も英語も話されるので、私は日本語で、香穂はその日の気分によって、英語と日本語と好きなほうで話してました。まだ若干ですが空きがあるそうですので、興味のある方は、上のプライベートの進路カウンセラーをクリックされるとブログに移ります。