自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

名古屋に到着!

フェリーは、私たちが眠っている間もどんどん前進してゆきます。

大型船って何故か熟睡できるので、私も子供たちも「よく寝たー」と言いながら起きました。

朝日を見に行ったけど、あいにくの雨と曇り。

これが、晴れていたら、海から出てくるような太陽が見えるんだろうな。

この船の中ではコンサートがあったり、映画上映があったり、ゲーセンもあれば、子供が遊ぶ場所もある。ペット連れの人はドックランというペットを遊ばせるスペースもあるそうです。

旅行中は食べ過ぎ飲み過ぎで胃に負担がかかってそうで、ご飯はお粥にしてみた。

けど、朝から

「飲んじゃえ、飲んじゃえぇぇぇ!」

という娘の声援を受けながら、キリン生でございます。現在乗っているこの太平洋フェリーは、苫小牧ー仙台ー名古屋を結ぶフェリーで、苫小牧から名古屋だと船の中で2泊することになり、日本で一番長い距離を走るフェリーだそうです。

私たちは、仙台から乗船しました。仙台は午後12時50分に出て、名古屋に朝10時半に到着するので、慌てて下船の準備をする必要もなく、ゆっくり朝ごはんを食べてからパッキングです。

最後に船内の売店もゆっくりみてまわります。

売店の営業時間はこちら。

船の売店って開いたりしまったりするので、最初に時間をみておかないと、お菓子が買えなくなったりします。

揺れたりすることもなかったのですが、船に乗ってるなーと感じるのはこの椅子。

椅子の座るところの下についている鎖。揺れて動いたりしないように鎖がついています。

10時半になり名古屋港に到着。

タクシーで近くの駅まで送っていただき、電車に乗って名古屋駅へ。あっという間に到着です。

早速、お目当てのきしめんやに行こうとしたのですが!なんとなんと今日はお休み。よく考えたら、今日は日曜日で、お目当てのレストランや居酒屋はすべて定休日。何のために名古屋に来たんだか...という感じです。

名古屋に来たらきしめんを食べる!と決めていた渡は、じわっと焦りが出てきている。お姉ちゃんが、さささっ〜と検索して日曜でも開いているきしめんやを発見。

さてさて、きしめんも食べたし、街を探索。と思ったのに、こんなものを見つけてしまった...。

ダメだ。こんなところによっては...と思ったけど。止まらない。家族でしこたま本を買い、送ってもらうことに決定。

さてさて、早くホテルにチェックインせねば。

早めに部屋に入れてもらい。

お風呂も深くて広くて、日本のお風呂なので、子供たちも狂喜乱舞。

急ぐ理由は、プールへ行かねばーということなのです。

今回は雪の東北だったので、運動がほとんどできておらず、毎日泳いでいる渡は運動不足になっている模様。私と渡とで泳ぎまくってスパに入りそこから大浴場へ。

大満足な滞在。さて、夕飯へ!

何を食べるか?となりますが、子供達の好みが違い。渡はとんかつを食べたい。娘は、お寿司を食べたい。

とんかつをお持ち帰りにして、渡は部屋で食べたいと主張。ところが!なんと日曜日なので、とんかつやもお寿司屋さんも閉まっている...。

夕食難民になりそうな予感..。こういう時は予約していないと、どこも行列で入れなかったり断られたりするので、慌てて「とにかく、どこでもいいから食べよう」となり....。

香穂が、「渡がいるから、渡が食べれるものにしないとなぁ」と言い、なんと夕飯は、スシロー。

渡は生物は食べないけど、うどんは食べれるので。唐揚げも好きだし。

まぁ。ここは付き合うしかない。と決めた私。早速アメリカ人らしく、コーラを頼む渡。なんとコーラもベルトに乗ってやってきて、大はしゃぎ。

こんなので喜んでいただけるのならスシローでよかったよ。

渡が頼んだうどんもベルトで運ばれてくる。

楽しい、楽しいと言いまくる。何皿かお寿司を食べたら、ゲームがあって、おもちゃが当たり、それもベルトで運ばれてくる。もう渡にとってはスシローは、アミューズメントパーク。

これは、これでよかったんじゃないの?と娘と話しながらホテルに戻りました。

さて、明日は、念願の「ひのとり」乗車だよー。