自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

アレルギー科

渡の病院の日です。目的は、渡のアレルゲンを調べていただくことと、薬を頂くこと、日本に来たときに診てもらえるお医者さんがあったほうが、喘息発作もちの渡には、安全だと思ったからです。特にアレルゲンは、アメリカは医療費が高いので、日本で見ていただきました。

午後の予約でしたが、渡には、

「今日は、先生にこんにちは。ってあいさつするだけだからね。」

と言ってありました。山王病院に到着すると、まるで、ここはホテルです。病院っていう感じではないので、渡は、一安心。リラックスしておりました。

アレルギー科の先生にお会いすると、また、この先生が、とてもやさしくテキパキとされているので、もう渡は、笑いっぱなし。自ら胸はあけて見せるし、挨拶はするし。前回のように、先生に対して。"Good job"というのでは、とハラハラしました。

結局、血液検査をすることになったのですが、渡は、動じておりません。先生の説明で納得したようです。

けど、本当にいざ注射となると痛いし、痛いのが嫌いな渡は、大丈夫か?と私と香穂は、検査室に向かうまでに、どうするか?を話しておりました。香穂は、

ゲームボーイを出していいかなぁ?渡の好きなシーンを出したら、泣かないかも」

というアイデアを出してきました。私は、針が刺さった瞬間に腕を引くんじゃないか?と、それが恐怖でした。

ところが、採血してくださる看護婦さんは、綺麗で、優しい。渡、納得です。腕をだして、採られる血をじっと見ておりました。無事に採血もおわりました。渡は、挨拶をして、病院を後にしました。電車に乗り込み、新幹線で、大阪の実家に向かいました。

連休前の金曜日の夜に座れるか不安でしたが、無事に座って大阪に到着しました。