お姉ちゃんの旅立ちを控え、このことをどのように渡に伝えるか?というのが大きな問題でございました。
すでに香穂が個人的にコンピューターなどを教えている自閉症の人は、毎日悲しみのどん底にいるようで、香穂が電話したら、泣き出したりしてとっても不安定。さてさて、すごく仲のいい香穂と渡。どうやってお別れするのか?が大きな問題です。周りのお友達からもどうするの?どうするの?と言われておりました。
香穂に相談したら
とりあえず、私が話してみるわ。
とのこと。香穂の話は、こうでした。
渡。私が大学に行った時のこと覚えている?あの時と同じように、私は、家から離れて、今度はお仕事をするの。だけどね、いつでも会えるし、時々は家に帰ってくるし。
と話したところで、顔がすっと暗くなる。けど、香穂が引き続き、
それでね。私のお仕事なんだけど、アニメーションの映画を作るメンバーになるので、4-5年後に渡がいつも見ているアニメーションの映画の最後のクレジットのところで、香穂の名前がでるよ。
というので、大興奮。渡は大学の時も、映画の感想をニュースレターに書いていたくらい映画が好きで、見逃しているアニメーション映画は、ほぼありません。
Yay!! Hooray!!!
と絶叫すると、早くでていけ、早くクレジットに名前を載せろ、明日でもいいぞ。という感じ。もう笑いが止まらない。いやー香穂の就職を最も喜んでいるのは、渡かも。とりあえず、ニコニコは止まらず。ほっとしました。さて、明日から南に向かう娘。出身大学にもご挨拶をするということで、私も一緒にいくことになりました。いそがしいぞー。