自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

ショックなニュース

カナダの15歳の女の子が彼氏とキスをして、亡くなった

という記事があった。原因は、彼氏が9時間前に食べたピーナツバターを塗ったトースト。彼女は、強度のピーナツアレルギーがあったのです。こちらでも朝から、このニュースが流れています。

渡を育てていなければ、私はこの記事を読んでも

「ふ~~ん・・・。そんなこともあるんだ。」程度で読み過ごしていたでしょう。ところが、今年は、アレルギーが、ひどくでている渡にも、「こういうことは起こらない」とは、断言できません。むしろ、起こるかも・・と考えたほうがよさそうです。

渡のアレルギーの発作の出かたは、皮膚がはれたり痒くなったり、というだけでなくて、気管支がはれて、呼吸ができなくなるというタイプのものです。

アレルギーの先生には、年末に日本にいく件を話しました。とりあえず航空会社に、電話すれば、アレルゲンの食べ物は取り除いてくれるというので、電話をしました。渡が発作を起こして同じ機内の人に迷惑をかけては、大変ですから。インターネットで調べてみたら、私たちが乗る航空会社は、アルレギー対応の食事を出すということでしたので、電話をしてみました。担当の人が後から電話をするといっていましたが、今日、電話がありました。係りの人もなれたもので対応してくれましたが、困ったことは、「アレルゲンのものを教えてください」というものです。渡のアレルゲンは、A4の紙に5枚あります。これを読み上げていたら、日が暮れてしまう。

結局、何が出る可能性が高いか?を聞いて、渡の食べれるものをお知らせしました。(食べれるものを言うほうが、数が少ないので早い)

渡が食べれるものを持って飛行機にのったほうがよさそうだなぁ・・と思ったけれど、もし飛行機が遅れたり、飛ばなかったりしたら、やはり機内食には、お世話になります。

実家に帰ると、孫におなか一杯、日本のおいしいものを食べさせたいと願う、うちの母に「渡は偏食ねぇ。って言われちゃうよ。」と先生にお話したら、

「渡は、アレルゲンのあるものを食べたら危ない。たべるだけでなく、アレルゲンとの接触も危ない。危機に陥る。ということをきちんと周りの人に伝えないとね」といわれました。

幸いアラジーポットという会で、アレルギーに関していろいろ情報を流してくださっているので、このあたりの情報を母にもわかっていただきましょう。アラジーポットの皆様、ありがとう!