自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

薬について

今日は、バレンタインデーです。バレンタインとは、似ても似つかないところに行ってきました。渡は、センサリーに問題があり、よく耳を覆うのと、睡眠障害があるので、薬の服用を考えていました。

幸いお友達が小児神経科医にかかっていたので、そのお医者様を教えてもらい、行ってきました。いろいろ話をしていると、

1時間はあっという間にたち、結局、アトモキセチン(Strattera)というお薬を10mgから始めることになりました。ADHD用の薬です。1週間ごとに10mgづつ量を増やし、最終的に40mgになったところで、安定服用で、副作用は、食が細くなることのようです。

ネットでみていると、昨年末に、肝臓への影響が報告されたそうですが、イマイチよくわからなかったので、今後、様子をみてゆきます。(今、ネットで出ているのでは、黄疸や肝臓障害のある人が飲むと影響があるということのようです)アメリカの先生は、薬が合わないとわかると、すぐに代えてくれるし、薬の服用については、慎重に話し合ってくれるので、とても安心です。親がどうしたいのか?それに対してして、どのようなことができるのか?

をしっかり話してくださいます。後々不都合があると、訴えられれるというのもあるのでしょう。

で、帰宅し、今日の課題は、頂いた薬を飲み込めるかどうか?が大きな問題でした。カプセルなので、水に浮く。そうなると、口に水分をいれると、そこで浮いてしまうので、渡が飲み込めるかどうか?が、課題です。先生は、カプセル中から薬をだして、ご飯に混ぜてもいいと言いましたが、友達の助産婦は、カプセルは、体のどこで溶けるのが一番いいか?ということを

考えて作ってあるので、開けてご飯にいれるのは、勧めないという話でした。

なので、香穂が絵を書いたり、字を書いたり、言語をつかって、粘り強く説明して、私は、飲み込めたら、コーラがのめる、DVDを買ってもらえる、とABAセラピーよろしくのご褒美制の導入です。飲めたらDVDというのに、目を輝かせた渡。いざトライ!なんとゴックンできました!

ものでつると以外に簡単にできる彼。(昔は、こうではなかったのにね)ご希望のトーマスの最新版のビデオを、買いに行ったら、発売は、3月とのこと。彼は、どうもそのこと知っていたのにもかかわらず、トーマスのDVDといっていたらしい。なので、パニックもなく、帰宅できました。飲んだ結果は、明日の日記で報告です。写真は、私がサンノゼマーキュリー新聞に載ったときに撮影してくれた写真家の方がたまたま遊びにきていて、撮ってくださいました。ジュースで薬を飲む渡を心配そうに、見る私と香穂です。