自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

帰宅~1400km走ったよ~

さて、帰宅です。渡と香穂が小さいときは、帰りの片付けが本当に大変でした。渡が寝てからしかおもちゃが片付けられないのです。起きているときいん、片付けると帰らなければいけないと思うらしく、怒り狂う渡でした。

これらのものと、喘息の機械等の荷物をいれると本当に大量の荷物です。(毎回ですが)

今回もトーマスの加湿器等も持参しましたので、大変な量です。


ところが、最近お手伝いを良くする渡は、とても助かりました。2人で、ゴミを1階まで捨てに行き、荷物を運ぶ台車を持ってきました。

2人で、アイスボックスや、喘息の機械、あまった食料品を次々と詰め込みます。渡はおおきなトランクを引っ張っています。

数年前までは、これを私が一人でやっていたのに、すごい成長です。(小さいころの香穂は、渡の監視役をずっと買ってでてくれました)


さて、帰路に向います。今日は、公文もやっているので、公文のお教室にも行かねば・・・。の香穂と渡です。渡は、サンタもやってくるので、大忙し。(けど、なんとなくサンタの正体も知っている感じです)香穂のほうは、

「公文は、ちょっとめんどーだな」

とぽそりと本音が・・。

7時間かけて自宅近くにもどり、公文へ。

疲れ果てているのに新しい単元に入り、ちょっと理解できなかった渡は、イライラ・・。パニックが起りそうになったので、すぐに校長夫人のところにいって、教えてもらうことに。

私が教えても聞きもしないのですが、校長夫人に教えてもらったら、すぐにぴたっと静かになり、集中して話を聞いて、理解した渡。


理解したことがわかると校長夫人が、拍手をしてくださって、

「渡ちゃん、すごい!」と言われると、

渡も拍手をし

"Wataru is happy"

と言っていました。さて今夜は、サンタがやってきます。渡が頼んだものは、10年前にでた、VHSのトーマス関係のビデオ。

サンタも探すのが、さぞかし大変・・。だった・・。