自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

サンフランシスコで127年続いたビール屋さんの倒産で思うこと

本日は忙しくて、あちこちに出かけたりして、車でラジオを聞く時間が長かったのですが、どの局も最初のニュースは、
「サンフランシスコで127年続いた地ビールのアンカースチーム・ビール(Anchor Brewing Company)が閉業するというニュース」がトップでした。このビール屋さんは、カリフォルニアのゴールドラッシュがルーツのところです。アンカースチームのファンの一人の私としては、どうして倒産したか?というのに興味があるので、ついつい見てしまいます。なぜなら、パンデミックの最初の年の2020年は、お酒の全体の販売量は前年比に比べて、実は2.9%上がっていて、ここ50年の最高の販売量でした。小売のお店(スーパーやアルコールショップ)での販売量は、なんと34%増でした。ビール屋さんにとっては追い風のはず。
なのに、なぜビール製造屋さんが倒産したのか?理由は、アンカースチームは、レストランのタップビール(生ビール)での卸販売が強く、スーパーでの販売やましてや、一般人がみるオンラインでの宣伝を目にすることがほぼありませんでした。なので、オンラインの販売の拡大しませんでした。

このアンカースチームは、2017年にサッポロビールが買い取ったのですが、サッポロビールもレストランの生ビールに強いので、何もないときは、強かったんですね。けど、パンデミックがきて、レストランが閉鎖になり、いざスーパーにアンカースチームを買いに行っても、6本の瓶入りの販売が主流だっことや、必ずお店の隅の方にあった(←これはわたしの体感ですが)ので、売れなかったんだと思う。瓶ビールも、缶ビールじゃなくて、小さい瓶ビールの6本入りが多かったのと、缶ビールもあったけど、瓶より無茶苦茶遅くて、出た上にデザインに統一感がないので、アンカースチームファンが、これがアンカースチームのビールだとの認識ができなっかった。さらに缶入りは、出遅れた感、満載。大人の家族みんなが家にいて、ビールをのむのなら6本じゃたりないだろうね。パンデミックの時は、やっぱり12本入りがうれると思う。
サッポロビールさんは、2022年にもサンディエゴの大きいビールの会社Stone Brewing(ストーンビール)も買ってるいるので、ぜひぜひここは、伸ばしていただきたいです。ストーン・ビールもカリフォルニアでは、1996年からやっているビール屋さんで、アンカースチームと似ているところがすこしある感じがしています。何がにてるか?というと、ちょっとクセのあるビールでIPAという種類に強いビール屋さんです。これを武器にして打っていけばいけると思う。

わたしは言いたい。「サッポロビールさん、デジタルマーケティングできるうちの会社。売り方知っています...。お声掛けくださいwww 」

やっぱりわたしは、アンカスチームやストーンビールだけでなくて、どうしてもカリフォルニアの地ビールが大好きですねー。美味しいビールやワインが山のようにあるカリフォルニア。天国。

#サッポロビール #アンカースチーム #地ビール