自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

さて帰りまーす。

さて、きのうもディズニーランドに行き、散々遊んだので、帰りまーす。

途中で香穂を自宅に落としました。

渡はいつもお姉ちゃんとのお別れの時は涙目で、帰りの車では悲しそうに窓の外を見つけて、一言も話さないのだけど、香穂から

「3月とか4月とか、また春に会おうね。その間、お仕事もがんばってね!」と言われておりました。今からアメリカはタックスのシーズンです。この期間、渡は割と忙しくなります。いつもと違い、ニコニコと笑って、Hugして、お別れ。

さて、一路サンノゼに向かいます。

早くでたので、いつもは真っ暗になってしまう帰宅ですが、本日はまだ日もあるうちの帰宅です。娘の家から我が家は、大体、東京ー大阪くらい。渡も車内ではご機嫌でほっとしました。

お昼は渡の希望通り、In-n-outというハンバーガー屋さんでいただけました。

わたしはレタスラップのハンバーガー。

途中、渡が大好きなギルロイという街にあるドライブインも立ち寄りました。まだ明るい。

 

さて、自宅に戻って荷物の整理。お土産物屋さんで30分で買い占めたお土産の数々

渡は、カバンから何かを出して見つめているので、なにか?と思ってみると。

これらのクッキー。

大変だ!お姉ちゃんの友達へのお土産を持って帰ってきてしまったと焦るわたし。

ホテルで、「友達にお土産を買うから、お土産物やにいってくる」といっていて、その間、わたしは箱根駅伝をみていたのでした。渡もついていっておりました。

香穂にあわてて連絡したら、

「あっ。それ。わたしが渡に買ってあげたんだよ。いい子で、買い物に付き合ってくれたので、お友達のお土産と同じものを渡に買ってあげた」とのこと。

そうかー。だからお姉ちゃんを思い出して、食べないで、じーっとだまってクッキーを見つめているんだ。前だと思い出したらおねえちゃんにまた会いたいと、泣きべそをかいていたけど今回は大丈夫。クッキーに向かって

"See you in Spring"

と言っていた。そうだねー。また春にお姉ちゃんに会えるよ。がんばってお仕事もしようねー。