自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

謹賀新年

あけましておめでとうございます。

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皆様に助けていただきながら、ここまでやってこれた私たちです。ありがとうございます。今年もよろしくお願いします。この写真は、サンノゼマーキュリー新聞に掲載されたときに撮影してくださった藤田努さんの撮影です。昨年我が家に遊びに来てくださったときに撮影してくださいました。今は日本で、結婚式の写真も撮影してくださるそうですので、興味のある方は、どうぞサイトへ。みているだけで、幸せになれるような写真を撮られる方です。

http://www.boztsutomu.net

さて、高知の続きです。

朝起きると、雪が積もってました。

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渡は暗いうちから、起きるので、香穂も一緒に起きて、いろいろ話しておりました。香穂は土佐久礼に来れたことが、本当に楽しくて、のんびりできてよかったそうです。お世話になっているご家族や友達夫婦と知り合いになれた私たちは、本当に幸せだよねぇ。。と話しておりました。

渡は、朝から再度、お風呂に入るといいだし、入って大喜び。なんとここのお風呂は、温泉でもないのに、入るとお湯が肌に吸い付くくらい滑らかです。3軒お隣が造り酒屋さんだそうで、やはり日本でも有数のお水が綺麗な場所なのでしょう。

朝から、またご馳走で、お雑煮まで作っていただきました。渡は、ここのお米がおいしいことにすぐに気がつきました。お父様にお伺いすると、地元でとれている特別なお米だそうです。やっぱり!狂ったようにおかわりしている渡です。なんか日ごろ食べさせてないみたいで、恥ずかしい。おうどんもつくってくださったのに、食べないという渡。お米がよっぽどおいしかったようです。渡は偏食とアレルギーのために食べる種類が少ないのですが、量をこなしておりました。私と香穂は、牛ほど食べて、おなかいっぱい。

さて、食後の散歩です。

友達夫婦がご近所を連れて行ってくれました。歩いて海にいけるというので、渡も興奮気味です。海につくと、すぐに岩場の先端までいった渡。足元が悪いとこを歩くのは、得意ですので、10倍ズームで撮影しました。

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海はまっ青で綺麗です。香穂も

「ねぇ、日本の海って綺麗だね」

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と感動しておりましたが、それは、土佐久礼だからでしょう。東京では、こうはゆきません。

海辺に野良猫がおりました。渡は、野生化した動物は得意なので、猫が渡に寄ってきて、離れません。

なにやら渡と話しています。すると突然渡が座りました。えっ?なんで?と思ったら、

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猫が渡のひざの上に。野良猫は渡の

ひざに乗りたかったみたいです。いったい何語で何を話してたのか?香穂もところどころ、わからなかったそうです。けど何かやりとりしてたそうです。そーいえば、きのうも鯉といろいろ話していて、オレンジと黒の鯉は自分の親友だと話していたけど、お母様いわく、その鯉が一番人懐こいそうです。よくしってるなあ・・。渡。

散々ネコと遊んだ渡。皆でまたテクテクと歩いて、かつをの一本つりの漁場へ。船はお正月のために、待機しておりました。圧巻です。

どんどん街の中をあるいて、いろいろ説明していただきました。この近く出身の友達は、もちろんこの地元の学校卒だそうですが、小学校では、サラリーマンの子供はいなかったそうで、みんな漁師か農家、公務員の子供だそうです。それもまた、楽しそうな環境です。香穂は、ここに留学をしたいようでしたが、この街に大学はありません。

なかなか難しいみたいです。(笑)

で、歩いてゆくと、御宅に到着。3軒となりの造り酒屋でパチリ。

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私がこんな環境で住んだら、遊んで、呑んでばかりいそうです。

さて、午後の電車で、大阪へ向かいます。明日は、SF空港へむかいます。

駅まで送ってくれた友達夫婦と別れた香穂と私は、もう涙で前が見えません。

すばらしい人たちと出会えた人生って本当に幸せですね。

しみじみと電車に揺られて、夜に大阪到着。最後の日本の夜なので、香穂は、蓬莱のぶたまんを食べたというので、新大阪でゲット。ジュンク堂に行きたいので、すぐに食べれる夕飯を食べたいということから、金龍のラーメンへ。昔とちがい随分味は、おちてましたが。完全なジャンクフード状態です。

さて、自宅にもどって、アメリカに帰る準備です。