自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

2010-07-07

[シリコンバレーでの私たちの暮らし][日本][自閉症児と旅行]札幌2日目

朝2時に目がさめてしまう私。無理に寝ようとすると焦るので、こういう場合は、自然にまかせて起きておくことにしています。

日本は4時すぎには、すでに外は明るく・・。

外を見ているうちに

「もったいないなー」と思った私は、北大方面を走ることに。

平成16年の台風で倒壊したポプラ並木

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大学校舎といろいろ見ながら走りました。

子宮摘出してから、初めてのランニングです。

走ってみて思ったのは、

「軽い」

久しぶりの運動なので、軽い訳がないのですが、前に長く運動できなくて、走った頃よりは、体重もおもくなっているのにも関わらず、軽い。

嬉しい完治です。

かれこれ1時間ふらふらと走ったり、歩いたりを繰り返し、ホテルに到着。

お風呂に入って、さて朝が始まります。

告知の通り、自閉症のお母様たちがホテルにきてくださいました。

初めて会うのに、国境を越えて、子どもたちの話や自閉症にまつわる話は尽きず・・。これは、自閉症児を授かって嬉しいことの一つです。


それが終わってから、私はアレルギーで耳がかゆかったところに長時間のフライトがかさなり、耳がおかしくなりました。

さっそく耳鼻咽喉科にかかりましたが、安い!日本の医療は、アメリカと比べてとても安いです。

無事にお薬を頂き、今度はちょっとした事務手続きです。

そんなことをしているうちにもうお昼。

渡は忙しいスケジュールも香穂に書いてもらったスケジュール表で理解しているので、あまり騒ぐこともなく。ただ、興奮状態の渡は、よく話してうるさいのです。

御飯を食べたら、北大の先生とのアポをこなしました。

30分ほど話したのですが、渡は日本語で挨拶をして、ずっといい子でお姉ちゃんと一緒に座っておりました。

クラーク博士と記念撮影。

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北大は香穂曰く

「アメリカの大学と校舎の使い方が違う」

そうです。

北大は古い建物を博物館や、授業の部屋に使っています。

香穂の大学や多くのアメリカの大学は古い建物は、貴重ないい場所なので、留学生の寮になるそうです。

私は、最初意味がわからず

「えっー留学生に古い家っていじめじゃないの?」

と聞いたら、

「ちがうよー。歴史ある建物はみんな好きなんだ。けど、留学生は、大事にされるので、その一番大事な建物群をつかえるのさ」

ということでした。

香穂にいわせれば、それを博物館や、授業で使うのは、もったいないそうです。

所かわればー。ですね。

さて、もう一つ、仕事をこなしてから、

前もって話してあったように、これがおわれば、本屋です。

大興奮の渡。欲しい本や、DVDを全てチェックしておりました。

さて、夕御飯です。

サッポロビール園の中のレストランでジンギスカンです。

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これは、おいしい。香穂曰く、

「クセになりそう」だそうです。

渡は大盛り御飯を頂いて、大喜び。

食後は、ビール園をみてまわりました。

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さて、明日は、早朝の電車で函館にむかいますが、3時間半掛かります。

北海道はさすがに大きく、函館ってもっと近いと思っていた・・。のですが、やはり遠い。

けど、電車大好きな渡は興奮しまくりで、床につきました。

私は今日こそは、明け方目がさめなければいいなーと思って寝ることにしました。