自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

Email

きのうの野菜のスープをおすそ分けしたお友達のお子さんから、EMAILがきました。

野菜を渡が切ったので、形がマチマチでもうしわけないんだけど。。といって、渡したので、そこのお子さんが、

日本語で

「おいしいスープをありがとう。渡が手伝ったって、御母さんに聞いたので、渡にありがとうって伝えてくれる?」

というEMAILでした。渡に

「お友達からだよ」

とメールをみせると渡にしては、苦手な日本語のメール&漢字が入っているというのに、一生懸命最後まで、すごく嬉しそうな声で、EMAILを読み通しました。

それからというもの、渡は野菜が嫌いなのに、

「野菜スープを作ろう」

と今日一日で、50回ほど、踊りながら、叫んでおりました。頂いたEMAILは、ものすごく嬉しかったのでしょう。また近いうちにWatsonvilleに買い物に行こうね!

夕方は、香穂のバンド(音楽)のクラスのKick off Meetingです。親と生徒がやってきて、おかずはもちよりで、有志のお父さんと音楽のGoodenough先生(このグッドインナフは、本名です。)が、お肉を焼いてくれてハンバーガとホットドックです。

驚いたのは、香穂の同級生。小学校のときから同じ学校に通うコもいます。香穂は小学校4年生までは、クラスで一番背が高く、白人の子供も見下ろしていたのですが、今日みると香穂(157cm)が一番チビ。190cmという子供もパラパラといます。ヒゲをはやして、サングラスなんてかけられると、どうみても、30歳のオジさんです。香穂はそのコたちの胸あたりまでしか身長がない。まるでガリバーです。

えっ~!あのコがこんなんなっちゃって・・という感じでみてました。昔は、はにかんでいたコたちも、しっかり挨拶して、手伝っていたり、この1~2年で男のコは相当大人の仲間入りしました。みんな立派になったね!

けど、特に香穂が担当するトロンボーンの友達は全員190CM前後なので、マーチングバンド(行進しながら吹く時)で演奏する時は、それは、かわいそう・・。一人だけ、トロンボーンが低い位置にあるのは、認められないので、上を向いて吹くので大変だという辛さがわかりました。