自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

ホテル

サンフランシスコで泊まった某ホテルですが、チェックインして入ると、ベットメーキングは、してあるものの、ゴミ箱のゴミが捨てていないのと、ベットの上に前のお客さんが読んだであろう、新聞と紙クズが置いてある。香穂と私は、パーティ参加まで、時間がなかったので、荷物をおき、すぐにフロントに、パーティに出てる間に片付けて欲しいことを告げました。

パーティから、帰ってきて、部屋をみると、とても綺麗にしてくれてあって、ほっとしました。

香穂は、お風呂へ入り、ほっとした私は、ゴロンと横になろうと、布団をめくると、小さな手帳が出てきた。どうも布団の端に挟まってしまっていたようだ。捨てていいものかな?と思い、中を見ると、スケジュールがビッチリ!!

だけど、どうもスケジュールの書き方が、お友達の某航空会社のパイロットと同じ書き方だ・・。機種まで書いてある。航路も・・。

えっ!前に泊まった人、パイロットだったんだ!大変だ。この手帳がなかったら、彼はさぞかし不便だろう。もちろん、控えもあるだろうし、会社でも再度スケジュールなんて、もらえるだろうけど、手帳の大きさからいうと、ちょうど制服のうちポケットに入るくらい。私は、あわてて、下のフロントにもって行きました。フロントの人は違う意味で驚いて、私がクレームしたあとに布団の隙間から、手帳が出てきたわけなので、掃除をしていなかったという、クレームだと思ったようです。

私は、

「この手帳、小さいから、ゴミとして、捨ててもいいかな?と思ったけど、とても大事そうなので・・。」

と伝えました。受け付けの人が、

「今から部屋を替わらないか?新しい部屋を用意する。」というのですが、

香穂はもうお風呂に入ってしまっているし、マンガなどを書くものなどを、すべてカバンから出していたので、

「もう部屋の変更は、無理だと思う」

と話したら、

「朝食券を2名分、ご用意します。もしくは、部屋を割引きます。」と言ってきた。

えっ~!いいのかなぁ・・とおもいつつ、

「部屋は、どれくらい安くなるの?」

ときいたら、40%引きだと言う。反射的に

「あっ、なら、部屋の割引をしてください。」

と言ったら、係りの人が、

「朝食券もお渡します」

といって、2枚くれました。ラッキーです。

こんなこと、私もめったにない。

だけど、昔、カジノのある、ちいさな街にあった大きなホテルで、一回ありました。私は、大型バスと一緒に到着してしまい、ごちゃごちゃのチェックインカウンターの人がまちがって、同じ部屋のカギを私とほかの人に2つ渡してしまったことがありました。

私と子供は、車に荷物を取りに行ってから、部屋入ろうとしたら、すっ裸のじーさんが、立っててじ-さんも私も、大声出してしまい、すごく驚いたことがあった。じーさんが、心臓発作で、倒れなくてよかったよ。

今回の

「部屋にまだゴミが残っていた」事件は、これ以来の事件でした。けど、香穂は、

「よかったね。ちょっと、このホテル高いんじゃないかな?と心配してたし。。」

といわれてしまいました。浮いたお金で、香穂に帰宅前にもう一冊、本をかってあげれました。