自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

ボランティアの遠足の下見

ボランテイア先の遠足の下見で、ノーベル文学賞をうけたユージンオニールの家を見てきました。

我が家から、北へ、1時間ほどいったDanvilleという町にあります。私は初めて行った町でしたが、綺麗な町で気持ちよかったです。National Parkにもなっている家ですが、驚いたのは、ここに渡がきたら、興奮して喜びそう!と思ったところでした。

オニールは、神経質で有名な人で、どの写真もシリアスな顔です。この家は、山の頂上にあり、当時は、その山の下の町には、400名しか住んでいなかったそうです(現在は、4万人住んでいます)その山に1軒の家を建てて、夫婦で孤立して生活していたそうです。彼がノーベル文学賞をうけた年は、この家に住んでいたそうです。家の中のツアーで彼が一日12時間を過ごしたという書斎をみましたが、ここは一番、渡が大喜びそうな部屋でした。机にすわると左右と正面の3面を本が覆いつくし、机が本でかこまれた感じがする部屋です。部屋の中に2つの机があるのだけど、真中に鏡をいれたかのように左右が対象になっている。渡の学校の机も3面が、棚や板に覆われて、勉強する形になっています。似てるぅぅぅ~!

あとオニールの娘は、18歳で、チャーリチャップリンと結婚していますが、チャップリンとユージンオニールは、半年しか年齢がちがいません。ユージンオニールはこの結婚に反対したそうです。そりゃ、反対するわなぁ。と思った私でした。

香穂と渡は自宅でお留守番で、渡は、私がいない間は、きちんと香穂の言うことを聞きいいコだったそうです。渡にいいコだったか?と聞くと、

{僕は、Boyでbabyじゃないから}というのを片言で必死で私にいってました。

ご褒美に大好きなレストランに行けて、満足の渡でした。