先日、わたしが誕生日だったのですが、誕生日の当日は、仕事が立て込んだので、残り物の冷めたピザという夜ご飯でした。というのも、その週末にワインの買い出しに、 Paso Roblesに行こうと思っていたので、冷めたピザでもいいかなーと。そういうことで、いってきたパソロブレス。かれこれパソロブレスに通うようになって、20年はたっています。
ロサンジェルスとサンフランシスコの真ん中あたりにある街で、葡萄の産地で、ワイーナリーもたくさんあります。ナパのように、エグい観光地とまでいっていないので、ワインもお手頃、試飲も気軽にできて非常にいいです。
今回はコロナの余韻がまだあり、ほとんどのところは、試飲には予約必要です。わたしは試飲よりも買い出しに来ていたので、とにかく短時間で、多くをおすすめを回ろうとおもっておりました。なので、アポ無しで、「ワイン買うだけにきた」と言ってまわりましたが、行くとお店に知り合いがいたりして、「飲んでいけ。飲んでいけ!!」となり、なかなか無罪放免にはなりませんでしたが...。
7軒ほどまわりましたが、その中から3軒紹介します。
で、いつも笑かしてくれるところから。シリアスに作っているので、シリアスになればなるほど、面白いことが起こるんだよね。物事って。
ここは宣伝はいっさいしないので、どこにも掲載されていません。量産型ではないで、現地にいかないと買えません。けど、鬼のように美味しいポートワインを作ります。
わたしは、ジンファンデルも大好き。
とにかく、ワイン作りにしか興味がないので、行くとこんなのが貼ってあった。
「畑にいるから、俺がいなかったら、畑に向かって叫んで」
いやー、なんでワインのテーステイングにきて、叫ばなアカンねん...。
けど、リクエスト通りおもいっきり叫んでみた。そしたら畑から、でてきた。
で、テースティングしていくか?と聞いてくるので、「今日はいいかなー」とか言うと、
「Yumi, それはシリアスな病気だな。」というので、頂くことに。
「売ってるTシャツがセンスがいいね。」とほめたら
「あぁ。それ、由美のために用意しておいたんだ。あげるよ」と言ってポンとくれた。シャツに書いてある言葉は、
「もし、わたしを見つけたら、近くのワイーナリーに返却しに行って!切手代金はいらないよ」
というもの。なかなか、ナイス!そりゃ、つれていってもらったら切手代金はいらんやろう。というので、すぐに着替えて、この服で、テースティング。ありがとう!
あとは、超絶すごい白ワインを飲ませる。
ここも現地に行かないと買えないワイン。
ここの作り手は、なんとうちの開発リーダーと大学院が同じです。スタンフォード大学大学院の工学部ですね。違う仕事をしていたのだけど、どうしてもワインを作りたくなって、方向転換。こういう突き詰める人がワインを作るとすごくなる。
ほんとここの白ワインは絶対に裏切らないというものです。
お値段もナパ価格ではないので、まだ買いやすい。
次は、今回初めてみつけて、初めて行った
テースティングルームは小さいですが、おすすめです。
景色も綺麗。
テースティングルームの人もおもしろくて、わたしが
「ワインが無くなった。人生なんて、クソッタレだ」みたいなことを書いているTシャツをきていたのですが、それをみて
「あらあら大変。早くワインをあげないとね」といって、大量の試飲が始まった。
「パトラッシュ、僕もう飲めないよ...。」と言いたくなるくらい大量にいただきました。
ここは、綺麗なワインを作っていて、料理に合わせやすく、まとまりかたがすごいです。フィニュシュも長く、美味しいですー。
ということで、大量に買ったので、ぶらぶらと遊んでから帰ってきました。楽しいワイナリー巡りになりました。