ショートタイムの夏休み。渡のリクエストで、San Luis Obispoと海へ。
途中Paso Robles (パソソロブレス)というワインで有名な街に立ち寄ることに。
この街はもうわたしは、20年近く通いつめていて、お気に入りのワイーナリーもたくさんありますので、立ち寄りました。
ニューヨークでは、100ドルで販売されているので、買い占めに来たという人がいるこのサンソー。ここのは、カリフォルニアで一番古いサンソーの木が植えられている畑から作られてます。南フランスのぶどうですね。
負けじと買い占める私。けど、在庫は少なくなってきているらしい。
他にも様々なワインがあり、
大人買い。このワイーナリーで長く働く名物おばあちゃん。もう身長は150cmを切るくらい小さく。80歳は悠に超えていると思われるおばちゃんですが、品があって、とにかくワインに詳しい。私がプティ・シラーを好きなのをしっているので、
「若いけど、美味しいプティ・シラー作っている子がいるので、Yumiは、そこに行くべきよ」
と言われました。
さて、次。いつもの大好きなワイン。
ジンファンデルというぶどうからワインをつくるのを得意としています。
けど、このジェネレーション4は、シラーとグルナッシュとプティ・シラー。
もう10年のおつきあいになるワインメーカー🍷。会った当初は堅物でワインオタクなワインメーカーと思っていたFrank。
だけど、10年になると彼がすごいメーカーである上にどれだけワインが好きでどれだけいい人かが解って楽しい。
甘めのポートワインもおすすめです。パソロブレスでもどこでもこのチョコレートのように甘いポートでおいしいのをいただいことがない。
彼がいま、全力を注いで作ったのはこれ。
ジンファンデルとピノノアールというぶどうをブレンドさせてつくったそう。いやーそれはあまりきいたことがないけど、オタクなFrankのことだから、結構いけるんじゃないかと。一緒に作ったワインメーカーが亡くなったので、もう作ることはないそう。記念ボトルなので、購入。
渡は、テースティングについてきたものの、お酒は一滴も飲まないので、外の日陰のテラスで岩石より静かに微動だにせず待っています。携帯を見ながらゲームに勤しんでいて、声をあげることもない。ワイナリーは紳士の大人のくるところで、静かにするところだと理解している模様です。
最後におばーちゃんから勧められた若い人がペティシラを作るというAaronというワイーナリー。
私の感覚でいうと、若いというのは、20代。けど、たぶん40代くらいの人だろうな。という感じ。やっぱり、おばーちゃんが「すごく若い作り手」と言っていた人は、50歳くらいだった...。
確かに美味しい。けど、ちょっと飲み比べてみたいなーと思ったので、購入。
葡萄畑をどんどんぬけて走るこのドライブ。途中渡と話をしていて、
親の背を見て子は育つと思った。
渡に「これは何の畑?」と聞いたらワインと言う答えが返ってきた。高い教育??を受けている渡。いつ、ぶどう🍇だ、と訂正したらいいのだろう、、、。オロオロ😰、、。
母はきちんと渡の夏休みにも付き合い、渡の「好き」にも付き合う。お昼ご飯。
ホテルにも早めに入って、大好きなホテルのプールにとことん付き合います。
水の中で笑ったら、怖いって...。
驚くべきことは、このホテルは夕方から、ワインやビールは無料で飲み放題。
ガンガン呑んで🍷🍺しまって、ホテル代金の元を取り戻したらどうしよう...と心配してしまう私。
部屋に戻ると渡タイム。
私は、ほぼほぼ挫けているのだが、教えろと言われて母はイヤイヤ公文の国語に付き合う母。渡から、真面目にやれと怒られた、、。なんだかなぁ。
ということで、たった2日の夏休みのホテルでの夜は更けていきます。