自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

元気がでる渡の絵

 

会社の本棚からとりだした一つのバインダーファイル。
このバインダーはお役ごめんです。というのもこのバインダーの中には、悪性リンパ腫の治療中の情報をいれてあったので。3年前の事で、もうそれからあけることもないので、お役ごめん。そのバインダーの表紙の絵はこれです。
 
これは、自閉症の渡が小学校の時に描いた絵。
「笑って! 叫んだり、泣いたりしたらダメ!」
 
私は大変なことや大きなことや大きな役割があったるすると、この絵をファイルの表紙にいれて使用します。
前回使ったのは、カリフォルニア州の自閉症のPTA会の役員をやった時。あまりの重役で心が折れそうになったけど、楽しかった。
今回は、自分の悪性リンパ腫の情報を入れるファイルの表紙にしました。先生とのやりとりや、病気に関する大事な情報。注意することなどなどが入っています。
この絵をみると、何がなんでも頑張ろう!という気分になるし、ものすごく元気がでる。で、やはり治療は大変だったけど、少しづつ楽しみを見つけて、治療中もお友達の支えもあって、遠足などと言いながら通院して、楽しみました。
ということで、今回も先生から寛解宣言をいただいた時から(なぜか先生が「君は再発しない」と言い切るのだけど)3年経過したので、無事に乗り切ったとなり、お役ごめんになりました。
次回は、とびきりいい時に使いたい。次はいつ出番があるのかな?息子にも応援されて、がんばれた治療。本当にありがとうねー!!