日本に行ったときに、帝国ホテルのロビーに二・二六事件の時に振舞われたカレーのレシピが展示してありました。それをやっと時間が空いたので解読。材料の単位が匁とか、久しぶりに聞いた単位だったり、炒める火力が文火と書かれてあったり。
道具も毛篩って何?とか、面白かったけど、Google 万歳!ということで、結構簡単に解読できたので、単位をグラムに変えてレシピの現代版が完成。ヤシの実とか当時、生で仕入れいていた帝国ホテルはやっぱりすごい。とにかく手間暇かかっています。
材料は全てアメリカでも入手可能なことがわかりましたので、完成したレシピはすぐに最近、料理人になるのでは?と疑われている開発リーダーに託しました。
開発リーダーと話していて、考えたことは、このカレーに成功したら、今度は帝国ホテルのカレーを使ってカツカレーを作ったらどうか?ということ。
このカツと帝国ホテルのカレーソースは合いそう。
この帝国ホテルのカレーソースは、名前が、「ソース オ カリー」となっています。
レシピの通りにつくると一升(1.8リッター)できるということでした。
二・二六事件は、1936年(昭和11年)2月26-29日に起こった事件でなので、深々と冷える日だったそうで、鎮圧部隊の一拠点となった帝国ホテルが、兵士たちがすぐに暖かくなる食べ物はなにか?というので考えた末、カレーになったそうです。2月27日に振るまわれたとデータには残っているようです。たのしみぃ!いつ食べれるんだろうか...。