自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

私が大腸ガン検診(大腸内視鏡検査)で危篤になった話

なんか、死にかかる話ばかりになってしまいますが。

3年前の話です。ホームドクターから、
「なにもないんですけど、そろそろ大腸ガン検診(大腸内視鏡検査)しましょうか?」という話になりました。
子宮摘出もしているし、大腸近辺はなんとなく大事にしておこう....と思った私。二つ返事で
「やりましょう!」
と答えました。まさかこれが、すごいことになるとはおもわず。
大腸内視鏡検査の仕方などは後日書きますが。

大腸ガンとは、
男性はおよそ11人にひとり、女性はおよそ14人にひとりが、一生のうちに大腸がんと診断されています。
大腸がんは女性のがんによる死亡数の第一位です。
男性では26,818人、女性は22,881人の方が大腸がんで亡くなっています。(2015年)
  出典:人口動態統計2015年(厚生労働省大臣官房統計情報部編)

ということもあり、女性のガンによる死亡数第一位ということは知っていたので、うけた3年前の大腸内視鏡検査。
腺腫(ぞくにポリープといわれるもの)というのは3割から4割弱の人にみつかるもので、これをきりとっておけば、ガンになる確率がグンと減るというものです。
私も見つかったので、切って取ってもらったのですが、なんと切った後に縫合するのを忘れたお医者さん。
いやどんな人間でも内蔵をきられて、縫合忘れたら出血しますぅ....。
検査から2日後に、トイレにいくとなんか、きれいな血が混ざった感じがしたので、たまたま
「順調ですか?」と電話してきた、お医者さんの看護師さんに
「なんか出血したみたいなんですが。」量と色をきかれて
「おやゆびのつめくらいで鮮血」とこたえたけど、相手にされず。
だんだん出血がふえて、最後は、大量出血が20回以上あり、病院にいってからも、なかなか手当がされず、手当された時には、もう大出血が起こっていて、全身が痛くなり、手の指が人間が想像できない方向にまがったりして、心臓が痛いのなんのって....。

医者が何人も病室にやってきて、看護師も複数やってきて大騒ぎの病室でした。

私は、ただひたすら、大声で、

「私は死ぬの?死ぬんだったら、渡のことを香穂に指示を出さないと」

と叫びまくっていましたが、誰も死ぬとか、死なないとか教えてくれませんでした。だって、危篤だったから...。
結局、輸血をして乗り切りました。

なにもなかったところからも、死にそうになる私。完全な医療ミスですね。
こんな事件があってから、今年で3年目。最近行ったこの大腸内視鏡検査の話は、近日中にブログにあげます。

大腸ガン検診、みなさん、必ずやった方がいいですよーという話です。しっかり準備すればするほど楽です。