自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

今年も難病治療研究の資金集めのランニングに出てきました!

難病の子供たちの治療研究のための資金を集める”Scamper Run" というマラソン大会でした。


わたし自身が6年前に血液のがんをやり、その関係からか、こういうランニング大会があることを知りました。開催場所はスタンフォード大学です。開発リーダーにとっては自分の母校でのランニング大会なので、わたしが「こういう目的だってさ!」と説明すると、コロナ期以外は張り切って参加しております。この母校で博士号を2つも取得してる彼としては、やはりスタンフォードはなつかしいし、愛着もあるしというところでしょう。


わたしの参加のきっかけはというと、2017年5月の娘の大学院卒業式のその日に、血液のがんの末期の診断を娘と一緒に先生から聞き、わたしはそのまま治療をおこないました。治療は秋には終わり、翌年の2018年のScamper runにも出ました。同じような血液の癌で戦っている子供たちに、なにか少しでも寄り添えるのかなぁと...と思いました。

けど、こういうシリアスな目的のランニング大会ですが、このランニングは本当が楽しめる「お祭り」なので、子供たちが思う存分遊べる屋台も大量に出て、かき氷を無料もらえたり、ゲームも無料でたくさんできたりで楽しそうでした。

子供たち自身もランニングに参加できるように、距離が短い年齢別の競争などもあります。とてもとても楽しい大会です。


わたしは2018年の時に、「自分のガンがどれくらい治ってるのかを体感できるかな?完走できるかな?」と健康を確認するつもりで出ました。2018年は年齢別グループで、1位を取ることができて「えっ...わたし、本当にガンだったんだろうか?」と思ったくらい元気でした。

 

今年も本日、参加しました!参加人数は1402名。うち、女性が753名です。男性のほうが参加者が少ない...。今年は、昨年末から外反母趾を悪化させてしまったこともあり、1月から足が痛くて、ランニングができませんでした。じゃ、筋トレしろよ!という話なのですが、実は元来「運動サボり癖」があるので、のらりくらりとサボりまくり、1週間前からやっと練習を始めたら5kmが走れない。途中でなぜか立ち止まってしまうという。「だめだー。筋肉は嘘つかないなぁ」とおもったけどとにかく完走目指して、参加。結果は、年齢別グループでは、3位と順位はおちたものの、完走はできて、止まることもなかったです。やっぱりもう少しまじめに5kmマラソンの練習をしようと思った本日でした。歩いて、フェスティバルの間を通っていると、写真担当の人によびとめられて、リーダーと2人で記念撮影していきなさいとなりました。2人ともぐったりと死ぬほど疲れているので、もう顔が亡霊。

怖いよ。これ。
わたしと違い、真面目な開発リーダーは、どんどん記録を伸ばしていて、そろそろ20分を切るのでは?というくらい早く走れるようになっております。昔は1度だけリーダーより早くゴールしたことあったわたしは、遠い目です.....。もうリーダーに勝つことはないと思うけど、年齢別でグループでは、また2位か1位には、返り咲きたい。頑張るぞ。