自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

突然の出来事に自閉症の渡はどう対処したか?

本日の早朝プール。私がプールに入る前に女性用ロッカーでシャワーを浴びていたら、たくさんの女性たちがワイワイと入って来て、私に向かって「プールが閉まっちゃったわよ。あなたの息子、まだプールにいたわよ!」と教えてくれた。やっていること、特に好きな事を途中で突然やめろと言われたら、大パニックになるのが自閉症。私は、新幹線より早く慌てて、プールにいくと、さすがに渡もプールに居てはいけない事は解ったらしく、プールから上がっていた。私は1mも泳いでいないし、渡は2往復泳いだところで、突然プールから上がれといわれたらしい。急にプールから上がらないといけなくなった理由は、Chlorine(カルキ)が無くなったとのことだった...。渡は眉毛を8時20分にしたまま、泣く寸前の顔をして、すごく小さく悲しい声で、「プールがクローズになっちゃった...」とだけ告げた...。パニックも起こさず、渡なりに必死で悲しさを受け入れていれながら、男性用のシャワールームに消えた。ちょっと成長したねーと思った今朝でした。