渡が月曜日から金曜日まで朝5時に起きて通う早朝水泳の話。
いろいろなドラマがあってすごいなーと思う。まず泳ぐ場所は、速度によってレーンが分けられています
{早い、中くらい、遅い&歩く}
渡は自閉症と知的障害もあって、運動機能のバランスもよくないので、一番遅く泳ぐレーンで、泳いでいます。一緒のレーンで泳いでいる人は、さまざまな人がいて、事故で完全に歩けなくて上半身だけで泳ぐ人や、ちょっと認知の傾向がある方なのか、突然立ち止まって逆行をされて歩く人など、様々な人が泳いでいるレーンです。最近は、絶対に髪の毛を濡らしたくいおばーちゃんが2名くらい加わり、このおばあちゃんは、泳ぐのではなくて、プールのど真ん中の地点で立って、たったままプールサイドに捕まって、足を動かしたりしています。これらの人たちの存在や動きを考えながら泳ぐというのは、息子にとっては、
「他者の動きを予測し、思いやりながら泳ぐ」
ということをしないとうまく泳げないので、大変いい経験。最近は相当慣れてきたので、どういう泳ぎ方をする人がいらしても、配慮しながら上手に1時間泳げるようになってきました。いい体験をさせてもらっているわー。