自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

常に疲れる自閉症の渡の書類とお姉ちゃんパワーのすごさ。

今朝は、渡の書類手続きのために朝から政府機関にいってきました。お姉ちゃんも来るようにいわれたので、一緒にいって、

朝から列にならび、

やった提出だ!

と思ったのもつかの間。

窓口の人から、「コピーが要るんだけど。」というので、あわてて、車を飛ばしてコピーを取りにいき、戻って再度列に並ぶ。コピー必要なんて、どこにも書いてなかったよ。と、ちょっとぶーたれる私。

2回目は、一部の書類が

「これ、フォームが古くて、使えねーんだけど….これは無効です。」と言われる。

いやー。そのフォーム。正式サイトからダウンロードしてたんですが???みたいな…。フォームは正しいのがダウンロードできるようにして欲しい。

ところが!!うちの香穂は、なぜか日系のおじーちゃんに優しくされるのです。いろいろたらい回しにされた窓口のひとつに日系人のおじーちゃんが働いていた。その人が、香穂からいろいろ事情を聞いて、書類を丁寧にみてくれた。

そのおかげで、やっと提出にこぎつけることができました。提出だけで、3時間かかりました。

帰り道、私は娘と二人で、

疲れたねー。いやー、渡は手がかかるわー。

と、渡は1ミリも悪くないのに、本人もいないので八つ当たり状態の私。お姉ちゃんは、小さい時から、渡の書類や手続きは、こんなもんだと知っているので、感情的にならないらしい….。

まぁさぁー。渡の関係の書類が簡単にできた!なんてあまり聞いたことがないし、体験したこともないので、いつものことだから、提出できたことだけ喜んでいればいいんじゃないの?

と冷静。

話しながら運転してたら、帰り道で車の中から、子供博物館で機関車トーマスの展示があることを見つけた。

「帰ったら、渡をつれていこうかなー。」と言っておりました。いやー私だったら、今日はもう十分、渡のために時間を使ったから連れて行くという考えにはたどり着かない。疲れたし。

渡は帰ってくるなり、お姉ちゃんの車で電車の駅までつれていってもらって、わざわざ大好きな電車に乗せてもらって、博物館へ。

存分に遊んで帰ってきました。お姉ちゃんパワーすごいわ…。私はただひたすら、待たされ、たらい回しにされて、疲れただけだったのに..。