自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

渡の大学が始まった

渡の大学が始まりました。1月9日から職業訓練のプログラムは始まっていたのですが、これはこれで楽しんだようです。事務仕事が多く、自分の夢を書いたり、収入支出を管理したり、などなどとことを学んだようです。その間にディズニーランドも行ったしね。

けど、

「5人の男の人が来た。」

だけを何度も繰り返していたので、どうもNPO団体から指導者がきたようで、渡はこの5人がなんとなく怖かったようです。まー知らない人5人に急に合うなんてないから。

さて大学の授業は本日から開始。大好きな数学は毎日朝早くからあります。これは日中に職業訓練のほうのプログラムが立て込んだためです。ようするに大学と仕事関係と2つ通っているような渡なのです。アメリカの大学に通うだけでも大変なのに、さらに職業訓練や自立訓練までする渡の大変な日々が今日から始まったわけですね。

遅刻してはいけないので、まだ朝も薄暗いときから起きて、お日様がのぼった7時半に大学に到着。

車も止めるところがたくさんあるだろうとおもいきや、すでに駐車場は満杯。アメリカの大学は大きいのに、山のように車が止まっています。

すごいなー。これらの中には、仕事に行きながら、朝早く起きてすこしづつ授業をとり、ライセンスを取得したりして、上のステップへと登って行く人もいるのでしょう。

さらに、アメリカの大学は学費が高いので、昼間働きながら朝と夜に大学に通い単位を取る人もいるのでしょう。すごいな。アメリカ人でもがんばる人はがんばるんだ。

初日は無事に終わり、帰って来た渡はなんだか、お風呂を浴びて帰って来たような心地よさの笑顔。シラバス(授業計画とルール)もオンラインでみせてもらいました。毎日1.5~2時間は数学に費やしてね。と書いてあります。えっー!!大学に行くだけで十分と思うのだけど、さらに毎日2時間近くも宿題するのかー。ハードだ。ハードすぎる。

驚く私の横で渡は理解してるのか、理解してないのか、アングリーバードのぴーひょろろろ。。という音をたてながら笑っています。のんきだねぇ。今年は、全部こなすのは、難しいよ。

さて5月まで、張り切って行きましょう!!