渡が進むと思われる大学のカウンセラーに会ってきました。いろいろ話すと
なるべく渡に授業をとってもらいたくない。というのが伝わってきます。さらに自閉症をあまりしらないかも?という感じです。参ったな。と思ったのですが、今回のMeetingで必ず出るであろう問題は渡の数学。
カウンセラーは数学はコンピューターで、障がいのある子が使ってるプログラムがあるので、普通級をとらずに、それでやれば?というのですが、渡は普通に数学の授業に出たい訳で。
カウンセラーはまだ渡に会ってもいないのでわからないけど、結構強気で意見を言ってきます。
今回、数学が問題になるとはわかっていたので、開発リーダーも朝早くから参加してくれました。彼も渡の数学を学びたいという夢には大賛成で、カウンセラーの人に
「渡は、どこまでできるのか?」
を聞かれたら、説明できるということで参加です。こうやって多くの人に支えられてがんばれる渡って幸せものだ。
リーダーもカウンセラーの根拠のない反対論にどうしても首をかしげてしまう。とりあえず、参考意見として聞く事にし、話し合いは終了。
リーダー曰く
根拠がない話をいつまでしてても意味がないので、各数学のクラスでの使用教科書を見ましょう。
やっぱ理論なんだ。証明なんだ。そのためには、教科書なんだ!!大学の図書館で、数学の各クラスの教科書をみせてもらい、リーダーは次から次へとページをくりながら見ています。リーダーの出した答えは
渡君のLevelの一つ下から受けましょう。7割方この教科書は彼はできます。けど、彼が数学を落とすとしたら問題行動や、基礎的なノートを取る部分とグループワークです。まずはそれを覚えるためにもこの一つしたのクラスですね。さらにこのクラスは、教科書の問題もわかりやすいし。
ということで一つ下のクラスをとることに決定!けど、教科書600ページは軽く超えている。これを数ヶ月で終了できるのか?心配。
さて、このクラスを取れるようにいまからいろいろなところとコンタクトし皆さんの理解を促さねばなりません。
リーダーもいろいろな角度から渡の事を考えくれています。
渡君の場合、10年は大学に行く覚悟が必要かもしれませんね。今はカリフォルニアは、5年大学にいくのは普通ですし、だいたい渡君は2倍の時間がかかるので、10年くらいの長い気持ちで先を見ましょう。途中でやめても言い訳ですし。また始めたくなったら大学に通えばいいし。
さすがにリーダー。やっぱりいろいろな学習方法を知ってる。
そのリーダーが言った事。
けどね。渡君が数学を勉強するには、もっともっと大事な事があります。
さすが、頭のいい人はもっとすごい目標を持たせるんだ。要領よく勉強をする方法を知ってるんだ!!いったいなんだろう??基礎的な計算式を覚えるとか、直角三角形の定義を覚えるとか、三角関数の定義を理解するとか、そういうことを言うのかな?と、私は緊張して聞いておりました。そんなの私は英語で習ってないので、渡に英語ですらすらと説明するのは難しい。
渡くんが数学を勉強するのに一番大事な事は、
クラスに渡君好みのかわいい子がいるかどうか?です。
今の高校のクラスもかわいい優しいクラスメートの子がいるので、その子に宿題見せるためにがんばっていたみたいですし。体育も綺麗なお姉ちゃんの水着姿に触発されてやってましたし。まー、初日にかわいい子がクラスにいるかどうか?が、渡君の数学の勝負所ですね。
確かに、そうだ。見抜かれてるよ渡!
これだけは数値では表せない、渡のもっとも大事な部分なのでした。