自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

お姉ちゃんが帰ってくる

いつもはこの時期の春休みには帰ってこない娘が、渡の手術を心配して帰宅することになりました。今期は前期があまりにも香穂の負担が多かったため、昨年から教授に

「2月の休みは私に仕事を振らないで、休ませてください。」とお願いしていたのも効果ありだったようです。

渡、大興奮!毎年1月に

「さようなら」といったら、4ヶ月は会えなかったからです。

毎日のように

「香穂が帰ってくるのは、日曜日。」

とずーっと繰り返し、空港に迎えにいくと言う事を訴えておりました。

無事に最終の便でSan Jose 空港に到着した彼女。

渡は、降り口で待っていたものの、空港の天井にあるファンのような磁石でできている飛行機に目が釘付け。えっーいままであれだけ言っていたのに、ずーっと天井みて過ごすの?お姉ちゃんはもういいの??

こういうところは視覚の刺激に弱い渡です。天井見てるとお姉ちゃんがでてきたので、視力2.0の私はすぐに発見。

「渡。香穂は?」ときくと慌てて、出口を見て、

「香穂!!」

と叫びまくり。声大きすぎ・・。けど、香穂も慣れたもんで

「あぁ。渡!ここまで来てくれたんだ。」

って二人で喜んでおりました。

冷え込んだ夜だったので、私は空港で購入したスタバのグリーンティ・カフェ*1を手に持ってのお出迎え。香穂は

「あぁ。今日はお迎えで運転あるから呑めないわけね。」

と笑っておりました。

さて家へと、車に乗り込みさて発進とおもったら、エンジン・・が・・掛からない。私、真っ青。この寒空にAAA(日本でいうJAFのようなもの)が来るまで待つのか?それは寒すぎと思い、お願いだから、掛かって!と思いながら再挑戦で掛かりました。バッテリーをそろそろ替えねばなりませんね。

さて1週間。いろいろすべき事ありバタバタしますが、時間をみつけながらゆっくりしましょう。

*1:スタバのグリーンティカフェは、甘すぎるという声を聞きますが、Non sweetというと少し甘めのおいしいグリーンティカフェが飲めます。お試しあれ!