自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

自閉症の発症率は両親の年齢が関係する

ニューヨークタイムズで、自閉症の発症率は両親の年齢が関係するという記事が発表されました。

カリフォルニアでは、女性が40歳を越えて子供を産む人が増えたので、リサーチした結果、自閉症が増えているということです。UC DAVISの調査のようです。


ちょっと私はこれには、データの裏付けが弱いんじゃないかな?と思います。

調査している人数は多くていいのだけど、カリフォルニアと地域を偏らせたことが問題。カリフォルニアは、全体的に結婚年齢が上がっている訳ですから、どんな理由があるにしてもどれでも理由がつけられるのでは?と思った訳です。特に都会の年齢が高い。サンフランシスコ、LA、サクラメントシリコンバレーエリア等は、物価が高いうえに、学歴が高い(卒業が遅いので、結婚も遅くなる。)ので、平均結婚年齢は高いです。離婚、再婚も増えています。特に自閉症の子供を持つ親の離婚率は90%。アメリカの自閉症の親が運営するブログでも、いま、別居の為に引っ越し準備してますというのが多い。

ということは、再婚率も他の障害を持つ親より高い訳で、再婚すれば、再婚した後に子供を産むという事も出来ます。(これは離婚しないと再婚できないということです。)

たとえば他に増えている病気としては、成人病がありますが、これも30年後に現在にさかのぼって、親の年齢をチェックすれば、カリフォルニアの平均結婚年齢があがっていれば、糖尿病を疾患している人のお母さんの出産年齢も上がっている訳で・・・。


では、結婚年齢が低い地域にいけば自閉症の数は少ないのか?と思いますが、地域性は関係ない。と。

なんだか、ちょっとどうかなーと思う結果に聞こえてしまうのは、私だけでしょうか?

特にシリコンバレーは土地他の物価が高いためと、独身女性の数が少ないために、結婚年齢が高くなってしまいます。日本でいう東京の人の平均結婚年齢が遅いというのに、近いかもしれません。

前の父親の年齢が高いと自閉症の発症率があがるというのは、イスラエルは徴兵制で、全国をあげて行った調査なので、まだ信用ができそうですが、カリフォルニアのこの偏りがちな年齢から推測するのは、どうだろうか?と思います。



うちの場合のケースをここでかいてもマクロの数なので、あまり意味はないですが、うちの場合は、自閉症の渡が産まれた時は、父親は高齢でしたが、私が、30歳になって数日。予定日は、20代の時でしたが、出生が遅れた訳でした。まっ、マクロな情報なので、このデータとかとは、関係なくて、あーうちは違うかな?という私が個人的なレベルで私的に思うことですが。