自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

渡が5kmのrun/ walkに出場しました。

肺高血圧症の方たちへのドネーションのマラソンにでてきました。

場所はスタンフォードです。

朝、渡に

「渡も行く?」

と聞くと行くといいます。

なので、とりあえず会場まで連れて行ってみました。到着して、どうも

「走る」

ということを理解した様子。

渡は

「歩く」

というので、参加させることに。

というのは、渡は重度喘息があるので、この時期に走るというのは、至難の業です。豚インフルエンザの予防接種も主治医のところでの「受けないといけない患者の危険優先リストのトップ10人」

に入っているほどです。

ちょっと走るとすぐに苦しくなってしまう。かといって、運動させない訳にもいかないし・・という感じの渡です。

なので、渡が走るということを警戒しないように、楽しめるように普段着のまま出てもらうことに。

こんな格好でも出させてくれるのがカリフォルニアっぽくていいですね。

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けど、男の子です。周りが走ると、自分も走っています。ところが100m走るともう喘息に。

私はなだめてすかして、無理しないように前に進ませておりました。ランナーも多いし、お祭り騒ぎで音もすごいし、渡は耳が敏感なので、このうるささも苦手です。

途中棄権か、完走できてもレースが終わって、みんなが撤去作業に入っている頃だなと思っていた私でしたが、なんとかゴールに到着。

50分で走ったり歩いたりしながら5km完走した渡です。


私にとっては、この50分。

日本新記録より嬉しかったりします。

この喘息の時期によくがんばって最後まで走り通しました。



けど渡だな・・と思ったことがあります。それは、500mくらいごとに、高校生や大学生のボランティアのお姉ちゃんが立っているのです。

そのお姉ちゃんたちが

「がんばって~!前にすすんで~!今、○マイルよ~!」

と応援してくれるのです。

その立っているお姉ちゃんが、渡好みの美人だと随分手前からすごい勢いで走ります。綺麗なお姉ちゃんの前では、どうもかっこつけたいらしい。

ということは、5kmマラソンでも、100mごとに綺麗なお姉ちゃんが立つとすごく早いタイムで完走するのかな?とちょっと思った私です。

よくがんばったね。渡。