自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

渡の学校初日

渡の学校が始まりました。

朝5時半におきた渡。どうもだいすきなお友達のお母さんが来ているのでは?と思ったようです。

お弁当を持ち、学校へ。

帰ってくるとつつがなく一日はおわったようでした。

丁度帰宅の時間に、先日数学の予習をしてくれたお友達がやってきました。

「どうですか?もし一日目にわからない所があったら、学校が嫌になっちゃうのでは?と思って」

ありがたい。

渡はこういう思いやりの深い人たちに囲まれて幸せものです。

私は

「いやー。大丈夫そう。なんだか、今日は数学なかったようだし・・」

と言うと、渡がごそごそし始めた。なにか?と思うと、簡易の勉強机を運んできて、その上にテキストを載せています。

どうも、先日大人の扱いをうけたのが忘れられないようで、

「数学をやろう」

と友達を誘っています。

お友達からは、

「僕、家庭教師ってそれなりにやりましたが、自分から、机と教科書を持って来てやる気満々の生徒は、渡君が初めてです」

と言われました。

モチベーションが上がってしまった訳です。

発達に遅れがあろうがなかろうが、やはりきちんと一人の人間として認められて、話をされると渡でも嬉しいのでしょう。

そんな渡です。

さらにきのうは香穂とも話しました。

香穂は、マラソンのことを気にしていて、子宮摘出しても元気で走れたということをすごく喜んでおくれました。香穂とはこんな会話がくりひろげられ・・。

私:  マラソンは、やっぱ音楽が大事だったな。リズムが合うと走りやすい

香穂: えっ?音楽聞いて走ってるの?誰の音楽聞いてるの?

私: ポルノグラフィティとか・・。

香穂:えっーゆみちゃん、(#娘は私を母と呼ぶほどしっかりしていないそうで、母とは呼ばない)

    ポルノグラフィティ聞いてるの???えっー!!・・・・・

     ・・・・・・

     ・・・・・・

     それってある意味怖いな。

だって・・リズムがいいので走る時には、合うんだもん。

普通は皆さん、走る時ってどんな音楽きいてるのでしょうか???