自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

猫のこと

我が家の長女の猫。ハーミーが3月30日に虹の橋を渡りました。推定8歳。

というのは、野良猫だったので、年齢が2歳くらいだろうということでした。

引き取った時から、いびきを掻いて寝るような変わった猫でした。今、覚えば、喘息が生まれた時からあったんだね。

けど、相当頭もよくて、渡が「他の人の目を見るのが苦手」とすぐに理解して、いつも渡の背中に乗ったりしておりました。

あとからきた男の子の猫たち、アポロとアテナのいいお姉ちゃんで、彼らはハーミーに一目おいていましたが、ハーミーの興味をひくために、必要のない喧嘩をしたりして、

「おねえちゃん、アポロが悪ぃぃ」みたいなお姉ちゃん取り合い喧嘩もしておりました。

数ヶ月前から喘息の発作がよく出るようになり、3月に入り、重篤化してきました。

病院につれていったものの、なかなか吸引の薬がうまく飲めず。

結局30日の朝、息苦しくしていて、わたしはとにかく渡を会社につれてゆき、家に蜻蛉返り。出かける時はまだ息があっけど、帰ったら亡くなりました。

数ヶ月、よく頑張ったと思います。

残った2匹の猫は喧嘩をする意味もないので、なんとなく元気がなく。いつもは静かでお利口なアポロ。渡の膝にしか乗らず、なぜか渡にだけしか抱っこされることを許しません。

こんなアポロもとりあいをするお姉ちゃんがいなくなって、アテナに喧嘩を売る意味もなくなり、元気がない。なにをしていいか、わからない感じです。

で、渡が寝転がって、iPadでゲームしていたら、ちょっかいを出す始末。ついに渡に怒られてしまいました。

凹むアポロ。

寂しくなりましたが、ハーミーには

「天国にいったら、前の猫のウィンディもいるよ。ちょっとどんくさかったけど、いい子だから仲良くしてね。わたしの母も祖母も祖父もいるよ。みんな絶対に優しくしてくれるから、安心して天国で楽しく過ごしてね」と伝えました。

ウィンディが海を見た時のことを思い出したわたし。

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ハーミー、よく頑張ってくれてありがとう。渡にも優しくしてくれてありがとう。かけがえのない私たちの家族でした。仲良くしてくれてありがとう。