自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

渡の仕事

来週の火曜日から、香穂が通う日本語補習校で、夏季集中授業が始まります。香穂たちは、2週間毎日、日本語補習校に通います。補習校は借地校なので、食堂はなく、親が毎日お弁当を作ります。中には、100kmくらい離れたところから毎日通う生徒さんもいます。お母様たちには、頭が下がる思いです。うちは、たまたま家が近いうえに、香穂が、今回の借地校の近くに牛丼の吉野家があると気がつきました。あれを食べたいと言い始めました。借地校は、クーラーが効きすぎている部屋にあたると、寒くて、冷えたお弁当はどうも、辛いようです。私も朝早く、毎日起きてお弁当をつくるのは、結構大変です。そこで、丁度、渡の学校はお休みなので、渡を

吉野家牛丼配達委員長」

に任命しました。それで、クラス委員のお母様にご相談して、Emailを流して、他のお子さんでも食べたい人には、一緒に配達するので、メールください。という話をしました。他のお母様は、申し訳ないと遠慮なさっていましたが、渡は、嬉嬉として、

"Gyudon delivery!"(牛丼配達!)

と何度も言って盛り上がっています。火曜日と木曜日に配達するので、どうなるか、楽しみです。クラスの子供さんの中には、現地の学校もあるのでお昼は、いない子供さんもいるので、そんなにたくさんな数にならないかもしれませんがお仕事好きの渡には、とてもいい体験です。