自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

スキー part4

今日は、渡は、もうすいすいすべる。スピードも自由自在で、きのう苦戦していた、初心者コースは鼻歌交じりで、腰に手をあてながら滑っている。(渡はストックを使わないため)上のほうには、何度もリフトにのってあがってゆきます。

その上、調子にのxって滑りながら、帽子を、とったりかぶったりして、なおかつ、後ろを向きながら

“Come on !Mom,Come on”

と叫びながら滑っています。もう体でスキーを覚えた感じです。

教える人が根気よくやってくれたので、覚えたのもあるけど、やはり、あきらめないで、すこしづつやると、自閉でもできることは結構あるのねぇ・・と思った今回の旅行でした。

香穂もこのご主人に教えてもらって初級者コースは滑れるようになりました。

渡が何度も上にくと、最初に教えてもらった、スキースクールの先生たちに会いました。

渡が中級者コースをすいすいとすべるのをみて

「信じられない!これがあのワタなの??すごい!」と

アメリカ流に手を合わせるあいさつを求めてきました。渡も少し照れながら、手のひらを先生とあわせて、すーっとすべってゆきます。

先生も

「すごいわねぇ。ほんとすごいわ」といってました。

すごいのは、教えてくれた、ご主人なんだけど・・。

明日は、自宅に向けて、走ります。