自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

OTのゴール~part5~

PTA会長からの返事

これは、渡の1年に一度のことです。誰が何を評価したのですか?渡の欠損を彼女はわかっていますか?渡にとって、なにが必要か?をしらない人が渡のゴールを作ることはできません。法律は、発達に遅れのある子供たちに「身辺自立のスキル」をつけることを助けるというのを求めています。

連邦法34条300.347

「ゴールは、教育の必要性が、あるものにそれを遂行、着手しなければならない。たとえば、行動能力、伝達能力、言語機能、自己決定機能、就職技能独立生活技能、などなどです。」これらのことができるようになって、一般教育もうけれるようになる。ということです。

1.靴紐が結べる

 目と手のコーデネーション技能でとても必要なことである。靴紐を結べることによって、転ばないという拘束されない環境に近づく

2.ナイフとフォークが同時に正しく(自然に)使える

カフェテリアで座って食べたり、フィールドトリップなどのイベントで食べれる時に必要です。

3.バラエティ豊富に食べ物が食べれる

OTは感覚神経のプロですから、言うまでもなくOTが必要です。

4.紙をつかん(押さえて)エンピツできちんと書ける

これは来年度中学に進級するにあたって、とても大事ばことです。紙を押さえながら書くということ訓練が必要。黒板から紙に写すというのが大事。

5.他の人がテレビや、音楽をつけても怒らない

感覚神経の負担で、簡単に処理できない部分です。OTの仕事です。

6.目で最後まで動いている物をおっかけられる。

ものの動きに渡の目がついてゆく作業を練習する必要があります。

*渡は途中で目がついてゆかなくなる。

7.教室以外の場所で、15分以上座ってられる。

渡は、ウェストベルトか、シートが必要。迷路欠損かもしれない。前庭欠損

OTの仕事です。

8.音を聞いても、うろたえない(たとえば、音がしても始終耳を抑えない)

感覚神経です。OTの仕事の範囲ないです。

他にエンピツの持ち方や、校庭に線をかいて、その上をバランスよくあるけるか?確認が必要。特別カリキュラム(スクールクラブや、スポーツ)などにも、参加する必要があります。

以上がPTA会長からのメールでした。すごいのは具体的に法律を押さえてきているところです。連邦法ですね。カリフォルニアの法律だけでも厚さ5CMの本です。

連邦は、その上の法律ですからすごいいんだろうな。さすが会長すばらしすぎる・・。