11時の船にのって、シアトルの北の町に船で帰ります。渡は、大好きなフェリーにのれるので興奮しています。ここで悪いことをすると、もう船に乗れないよ。といわれるので、今日はビクトリア一、いい子であるのでは?と思うほど、お行儀のいい渡です。荷物の運搬、積み込みまで、お手伝いしてくれます。さて、乗ってきたフェリーに再度乗ります。
渡は大喜び、いきと同じく甲板でほとんどの時間を過ごします。アメリカに着き、13時40分に下船。ところが、アメリカに入るところの税関で1時間以上待たされるハメに・・アメリカ入国は、いろいろ調べられるらしい。
1時間以上して、私の番がやってきました。二名の人が、私の車の対応をしています。1名の人は、私に質問攻めです。渡の席の窓をあけろといわれて、あけたとたん、フェリーにのって、ご機嫌の渡は、税関の人にまで、握手を求める始末。税関の人は笑っていましたが、私が質問に答えてる間ももう1名の人は、着々と自分の仕事を遂行してゆきます。有無を言わさず助手席の扉をあけ、助手席に載せていたアイスボックスもあけて、調べ始めました。アイスボックスには、きのうは、ビールをいれていたので、飲んでしまっていた私は、ほっ。こういうときにお酒のみは助かるなぁ。と思っていましたが、ところが、喜んだのも束の間、税関の人が、アイスボックスの下のほうからタッパーを取り出した。
「あっ、、しまった!」と思っても、もう遅い。
「これはなんだ!」と聞かれました。
私は、えっ。・。。と思いました。
だって、「ぬかどこ」の英語なんて知らない・・。
実は、毎年、夏と冬の旅行で糠床をダメにしてしまう私は、今年は、ぬかどこと一緒に旅行をすることを決めました、香穂もぬか漬けが大好きで、少しでも野菜を食べてくれるし。。というのもあり。
けど、ぬかどこって生きてるじゃん!!ダメじゃん・・。
どうしよう。。どうしよう。。困惑しまくった私に、再び係りの人が
”What's this?"
とするどい声で聞いてきます。
私は、
「ピクルス!ジャパニーズピクルス~!」と答えていました。
そしたら、たったと箱を片付け、
「いってよし!」とのこと。ほっとしました。
今日はシアトルで止まる予定でしたが、香穂の本屋にゆきたいという声を聞き入れ、
無理してポートランドまで走りました、本日の走行距離約500km。安いホテルを探すのにてまどり、ホテルのチェックインが10時前になってしまいヘトヘトの日でした。