自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

自閉症児を連れて3700kmの旅 4日目

さて、今日は、ビクトリアのある島を楽しもうとナナイモにいこうと思っていました。朝、車に乗り込みエンジンをかけると・・・

ぷるるる・・。プスン。

かからない・・・。

この旅行で、バッテリーがお亡りに・・。子供が先にヘバるかな?と思っていましたが、一番に車が音をあげました。ビクトリアの町で、バッテリーの交換をお願いしようとおもいましたが、ナナイモに行って帰ってきたほうが時間にロスがないとおもい、ナナイモ行きを心に決めて、気合をいれて、再度、エンジンをふかしながらかけたら、動いた!もう止まれません。ナナイモの町まで、1時間走りつづけるしかありません。100kmを爆走し、近くの修理工場でバッテリーを代えてもらいました。バッテリーの在庫がないかも・・というピンチも切り抜け、30分で交換終了!それから、Chemainusの壁画の町を散策したり公園で遊んだりしていました。渡は香穂にブランコをおしてもらってご機嫌(写真)つぎに、Duncanという町のカルチャーセンターにいって、インディアン文化の見学です。ここは、入場料金表には、なにもかいてなかったのですが。「障害児ですが、障害児料金はありますか」と聞いたら、ちゃんとありました。私はなるべく渡は、障害児料金を適用してもらうようにしています。というのも障害児だって、町にでて普通に観光するわけですから、こういう子たちだって、来るんだよという認識をしてもらいたいというのもあります。料金だけじゃなくて、障害児が利用することによって、いろいろな、Helpをしてもらえるようなシステムができれば、うれしいですよね。

あとの理由は、我が家も財政はきびしいので、少し甘えさせてもらいます。渡は、イマイチわかっていないので裏の川をみて大喜び。香穂は、自分でいろいろ見て回っていました。

ビクトリアに戻り、またまた、ミニュチュアワールドへ。ここも障害児料金がありました!けど、カナダって、

「障害児・・」ですがというと、みんな

”?”

という顔をします。寒い場所なので、あまり障害児などをOpenにする文化ではないのかな?と思っていました。私の感じから、南にいくとわりとこういうのは、Openなんだけどな。夜は、私のたっての希望でまたまだビール屋さんへ。ここはおいしかった(あとでアップしますね)ここも美人ばかりで渡は、美女探索に必死でしたが、なかなか振り向いてもらえず、苦労していました。

さて、旅行滞在中の渡ですが、朝6時などに起きるので、(渡は基本的に早起きです)長距離ドライバーと化してる私にとって、これは辛いので、朝おきたら、公文をしないと出かけられないと話して、机に公文を置いておきます。

これができたらテレビを見ていいというのを、説明して寝るので遊びに行きたい渡は、朝6時におきても一番に公文をして、でかける準備です。日ごろ、家では絶対にしないですが、旅行になると、好きなイベントが次から次へとあるので、必死でやってました。