自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

渡を学校に迎えに行って、いつもと同じように、シンシアと話をして、来週頭には、弁護士とも、きのうおとついと話した内容を伝え、行動を起こすことを話していました。あと、明日土曜日に同じクラスのお母さんたちが集まってガレージセールをするので、そのスタッフも学校にもってゆき、そのお母さんとも話しをしていました。ガレージセールの売上は、クラスの経費に使われます。こういうのは、アメリカのお母さんは、すごいと思う。私は、明日は、渡を預けるところがないので、ガレージセールのお手伝いはサボリ。その件を伝えました。

それから海に行こう!という話になり、香穂と渡と、渡の幼馴染の友達と3人の子供を連れて、海まで出かけてきました。ハーフムーンベイという海にいくと、ちょうど、鮭があがったところで、渡は、何百キロという鮭が岸にあがるのを、もうワクワクしながら、見ていました。

私もお友達から、鮭をさばいて、塩鮭にしてとお願いされていたので、一匹買って、あとは、4人で釣りです。渡の幼馴染の子供さんは、イマイチ釣りの仕方がわからない。(というか、あまり真剣にやる気がない)香穂が一匹小さいのを釣ったけれど、幼馴染の子供さんは、釣れなかったので、盛り上がりにかけ・・。えらくがっかりして、かわいそうだったので、明日は、ここの近くの釣堀につれて言ってあげると約束して、クラムチャウダーを食べて、帰宅しました。

夜は、ドライブインシアターで映画を見に行きました。ここは、他の自閉症のお父さんが、教えてくれて、

"YUMI,家族が幸せになれる場所だぞ”

と言ってました。

それもそのはず、ここのドライブインシアターは真横に線路があって、1時間に1本くらい、貨物列車が走る。渡も映画に飽きたら、車から、おりて、線路のほうに行って、電車をみたり、踊ったりして、テキトーにリラックスしたら、また車のところに帰ってくるという感じです。アメリカのドライブインシアターって、子供は無料でほぼオールナイトでやっているので、映画の前にトイレにゆくと寝巻きをきた子供も結構います。1本目に子供用の映画をみせて、子供を車で眠らせて、2本目は、お父さん、お母さんの好きな映画をみるのでしょう。他の人は??と見ると、お父さんが、トラックの荷台に子供をいっぱい乗せて、砂利をおとすように子供たちを車から落とし、子供たちは、地べたに座ったり、簡易の椅子に座ってワイワイ言いながら映画をみています。

「お父さんは、お母ちゃんに、<たまには、あんたも子供の世話しなさいよ!>って怒られて、子供の友達もひっくるめて、みんなつれてきたんだろなぁ」と思って子供たちを見てました。そのお父さんはどこにいったのか?と探すと、自分のトラックの運転席の屋根の上に、椅子を上げて、ビールを飲みながら映画を見ていました。

私は、よく乳飲み子を抱えたお母さんにも家族で封切り映画を見れる場所として、勧めています。

あっ~!思いっきり遊んだ一日でした。