ディズニー映画は封切りの日に観に行くという我が家の暗黙の了解があるので、本日も私の仕事上がりに子供達をつれて、「ファインディング・ドリー」を見に行きました。ファインディング・ニモも続編なので、私もあまり期待せず、すっかり気を許してみたのがいけなかった。いやー、号泣。
ドリーはショートメモリ(短期記憶力)がないニモのお友達。この辺りもほぼ我が家の渡と同じ。好きなことの記憶力はすごいけど、興味がないことはすぐに忘れる。英語の単語を忘れるなんて、もう呼吸することよりも簡単な渡..。同じだ...。
このドリーと記憶が普通にある嫌われ者のタコの友情と家族愛についての映画です。タコってアメリカでは悪魔の手下のように思われていて、いつも食らわれ者なんだよね....。
ディズニーとピクサーの今回の映画ですごいのことは、まだあります。こういう障がいがあるキャラを主人公にするドラマとか映画って日本でもあるけど、しょうがいを軸におきすぎるので、見ていてなんだか疲れるし、爽快感というのは少ないのですが、ドリーの場合、それよりも友情や家族愛を軸においているので、見ていてすごい感情移入しやすい。見ている最中、映画館で子供も大人もみんながドリーに向かって観客全員で声高らかに応援するし、観ているほぼ全員がドリーの気持ちを理解してドリーの最強の味方になろうとするというすごい映画。
いやーこれ、自閉症のお母さんやお父さんにも是非見ていただきたいです。自分たちが子供達にやっていることって、無力なような気何することがありますが、そんなことってないです。
私と娘はいままで、自閉症の症状と長い間、戦い続けてきたので、泣く場面がほぼ同じ。タオルをもっていかなかったのを後悔してお互いに着ている服の袖で涙を同時に拭うという感じでした。
アニメの世界に住む娘としては、あまりの技術の進歩に驚き。娘は
タコを描くのがすごく難しかったらしい。あれだけの吸盤があって、シワがあって、動きが滑るようなものっていうのは表現が難しい(ましてや口も鼻もない)のだけど、これをすごくしっかり作ったというのが前評判なんだよ
と言っていて、確かに観ていて、タコのハンクの体重というかそういう重さが伝わってくるし、すごいわかる。いやーすごい映画を見ました。子供がいない人でもいる人でも大人でも子供でも見事に楽しめる映画を作ったピクサーとディズニーはやっぱすごいわ。とおもいました。日本の皆様は、7月16日が公開日です。是非みなさま見てくださいませ、映画館でみる価値のあるすごい映画でした。あの海の中のシーンは家のテレビで見るだけではもったいないです。映画館で見ないと...