自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

カリフォルニア教育の弱点

きのうシンシアとの話で、もうひとつ、課題がありました。音楽です。

カリフォルニアの小学校では、日本とちがい、音楽と美術は、授業教科にありません。体育もないところも多いです。体育は、業者の人がやってきて、荷物を降ろして、授業をして、また荷物を車に積んで帰ってゆくという光景は、よく見ることができます。渡のような子供たちは、音楽や美術に、才能がある子供が多いので日の目を見るチャンスが少ない子供が多いです(うちの渡は、どちらもあまりセンスがないが)

我が家では、渡に対して、

「~をしなさい」

と決め事は、趣味の件では、していませんが、渡が~をしたいという自発的な意思があったときは、なるべくできるようにしています。これは香穂も同じように育てています。

なので、現在やっている公文や水泳(水泳は、レッスンはお休み。けど、泳ぎは毎日)などは、渡が、習いたいという自発的な意思から、やっています。

問題は、音楽。我が家の場合、いろんな選択できるように、音楽や、体育、レクリエーションに関することは、体験だけは、よくしています。楽器を触ったり、コンサートにいったり、スポーツでは、馬に乗らせたり、サッカーをしたり、水泳をしたり、キャンプはもちろんのこと・・・。

渡が今、目覚めているのは、音楽で、9月から友達に勧められている音楽のクラスを取ろうと思っていたので、シンシアにもその話をしました。シンシアいわく

「ここの小学校は、音楽はあるわよ。渡も申し込みしておくわね」ということでした。

音楽は選択科目でやってる小学校も多く、香穂は、小学校の4年から、トロンボーンをやっています。けど、これは、それなりに楽譜が読めたりする人が入るクラスなので、無理だと頭から決めていた私。さて、どうなることやら。