自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

ガレージにトカゲがでた!

ガレージにトカゲがでた!こちらのガレージは、室内というか、車を家の中にいれるようなデザインの家が多く、車からおりたら、ガレージのドアをしてめて、室内に入る扉をあけると、すぐに台所に買ってきたものを入れれるようになっている家が多いです。

なので、私は帰宅して、グロッサリーストアーで買った大量の食べ物を家の中にいれようとした瞬間、なにか動くものがいる気がした。そちらに目をやると、トカゲが一瞬

「どうしていいか、わからず...」という感じで、とまっていたけど、とにかくトカゲも逃げねば....思ったようで、さささっーと逃げていった。

ガレージにトカゲは、想像していなかった....。相当驚いたのだけど、この驚きを防ぐためには、もっと怖いことを想像して、こんなのは、小さなことだと思えばいいと瞬時に判断した私。想像したのは、

「トカゲでよかった。これがフロリダ州だったら、ガレージに、ワニだった」と、そう考えたら、トカゲが全然驚く対象ではないと思えた。そう思いながら、

「そんなん、フロリダでもないやろう!」と一人で笑ってしまって、facebookにあげたら、フロリダ在住の方から

「普通にあります」

という返事で、ビビりまくった本日。

こんなことしても、シリコンバレーでは、あまり驚かれなかった本日。

本日は定休日でした。で、わたしの脳みそが「本日は、お休みです。」と言っていた。けど講演会が入っていたので、出勤しました。どうしても自分のお弁当を作る気が起きず、ついに炊飯器ごと会社に持ってきた!

 

10合(1升)炊ける炊飯器。

中には、息子がボランティア先から、ボランティア感謝ディにいただいた長粒米で作ったシーフードプラフ。皆で食べてください。と会社で、声掛けしてみた。けどだれも何も言わず、炊飯器の中のシーフードピラフをどんどん食べていた。ワインもつけてみました。

このワイン、安価で美味しい。

あっという間に空に。ピラフももうない。

シリコンバレー、好きだわ。

日本で1升炊きの炊飯器もって出勤したら、やっぱ変なやつだよね。家に戻って、渡に

「渡が感謝ディに持って帰ってきた長粒米は、完売だった」と伝えたら、小躍りしておりました。人に喜ばれるのが、好きな自閉症の渡です。

わたしが渡に絶対にかなわないと思うこと。

渡が会社にきて、仕事と公文の国語をやって帰って行った。

会社で仕事してる時は、ほぼほぼ自閉症の症状が出ない。さらに、仕事だけは、むちゃくちゃ律儀にやって帰る。で、わたしが渡に絶対に叶わないなと思うこと。

帰宅時の机の上。

すっきり、綺麗にして帰ります。いやー。わたし、自分の机上をこんなに綺麗にして帰ったことないかも。仕事に関しては、抜群に律儀な渡です。

 

ステーキなどのメイン料理のサイドのポテトのチョイスは、これがオススメ。

わたしはステーキが大好きなのですが、レストランで注文したら、必ず聞かれるのは、

「サイド(添え)は、どうしましょうか?」ということです。

野菜か、ポテト(じゃがいも)か?になるのですが、じゃがいもを選んだ場合、調理方法はいろいろあるのですが、多くの日本からいらした観光客の人は、

「フライドポテト(フレンチフライ)」とおっしゃいます。

で、わたしのオススメ。作っているレストランと作っていないレストランがあるのですが、このポテト。今回は鮭のサイド(添え)として選びました。

Scalloped Potetos(スキャロップド・ポテト)

どっちがメイン料理か、わからないくらい大きいですが、よーするにポテトのグラタン。

英語が通じなくても(というかLLがふたつはいるので、つたわりにくいかもしれません)、ポテトだけは、通じるので、何度か聞き直してくれます。

紙に書いて見せてみてでもいいので、ぜひアメリカにきた時は、食べてみてください。

「えっ?これが添えで出されちゃうの?本当にいいの?」

というくらいでかくて美味しいです。日本だったらメイン料理として出してもいいくらいです。

紙に書いてもっていって見せても、その価値は十分にあります。

ぜひみなさま、一度おためしあれ。これでワイン1本いけます。

 

 

 

会社の内外が落ち着いてきた。

1月に引っ越しした会社ですが、無事に引っ越しも終わり看板も設置。まずは外の道路ぞいにできた看板。

オフィスの入り口は2つあるので、どちらの入り口にもかわいいロゴ入りの表札がかけられました。

こんな表札がもうひとつのほうの入り口にも。

会議室の机も大きく、使いやすいので、大変仕事が捗ります。社内の窓も大きいので、会社は明るく、とても働きやすいです。

個人的には、同じモール内に、美味しいピザと生ビールのお店があり、幸せな日々でございます。

引っ越ししてよかったわー。

開発リーダー、ついに結婚か?

 夕飯を食べていたときのこと。

開発リーダーは、先日、すごい輪島塗のお椀を一年かけてオーダーし、納品を終了したのだけど、今日は突然、

「次の塗りのオーダーを考えているのですが、この塗りに紋を入れてオーダーって結構いいような気が....」

おぉぉ。これは、すごい。三組杯じゃないですか!

リーダーがおわんをオーダーしたお店、金沢の能作のものです。

http://www.kanazawa.gr.jp/nosaku/shouhin/cyaki/index.html

ついに結婚なんだ!と思い、

「おめでとう!」

とお祝いの言葉を伝えたら、

リーダーは、

「えっ?????」

とのこと。

リーダーは

「ここに家紋をいれて、3 セットくらい用意しておけば、我が家のパーティーに対応できます。9個あればいいんじゃないですか?」

という...。いや、これ、結婚式の三三九度の盃だし。

3つ同時に買う人は、いないし...。

ないわーと思い、説明したら、もともと三三九度自体に興味がないので、記憶のメモリには、三組杯なかった模様...。

めでたすぎるリーダーでした...。当分、結婚はないわ...。がんばれ、リーダー。

アカデミー賞の舞台に、娘の師匠が立っている! すごすぎる...。

日曜日の夜は、アカデミー賞(オスカー)の授賞式でした。私はテレビで見ていたのですが、私の注目しているところは、長編アニメと短編アニメ。

とくに短編アニメは、香穂の師匠をしてくださったエバレット先生が作った映画がノミネートされておりました。

香穂は、古巣のソニー・アニメーションが最初に入社した会社で、その時に、ソニーは、数部門で師弟制度を導入しておりました。この師弟制度に入れるためには、香穂のアプライしたポジションはたった一人の定員でした。そこに数えられない人がアプライしているわけで。私は無理だろうと思っていたのですが、娘は数ヶ月結果を待っておりました。

無事に娘に合格通知がやってきて、入社できたわけですが、その時に、大変よくしていただいた師匠になってくださった先生がエバレット先生です。先生はあとにも先にもでしを取られていないので香穂が最初で最後の弟子です。一番弟子ですね。

受賞作品がこちら。


Hair Love | Oscar®-Winning Short Film (Full) | Sony Pictures Animation 

英語ですが、そのまま最後まで診てもわかる感動的な映画で、私は泣きまくりました。

最後のところに先生の名前があります。

エバレット先生は、毎朝ご自分のお子さんの髪の毛をご自分で結われているそうです。

 

さて、TVのライブをみていて、ショートフィルムの名前が

”Hair!"

と呼ばれた瞬間、私のほうがパニック。香穂に速攻で電話して、

「右端がエバレット先生だよね?そうだよね??」

といったら、こんな写真が送られてきた。

もう画面が涙で見えないよ...。

 

エバレット先生は、本当に穏やかに香穂を見捨てることなく、1年近く師匠として香穂をみてくださいました。さらに香穂が違う会社に移っても、いまだにイベントなどがあったら、まめに招待してくださるし、常に「元気?」みたいな連絡もくださいます。

本当の親よりよく面倒をみてくださっているエバレット先生です。

おめでとうございます。

今週末は先生のお祝いのお酒でも買いに行くかなー。

やってしもた、本日

渡と月曜日から金曜日まで毎日泳ぎ始めて、かれこれ1年10ヶ月になろうとしています。

今日は、土曜日でしたが、渡が泳ぎたいということで、2人とも1kmを泳ぎました。

私は水泳後は、お天気もよかったので、ランニング。ランニングのほうは、相当サボっていたことや、水泳よりは、好きなので、結構ノリノリで走っていました。

そろそろ7kmにさしかかるか?というところで、

「おぉぉ、iPhoneに7kmが表示される瞬間が見たないな」と思い、画面をちょっと長く見てしまったら、なんと、転んだ。

転ぶ瞬間

「あー。iPhoneの画面が割れたら、高いぞ!」

と身を呈してiPhoneの画面を守り、iPhoneには何の傷もつかなかったけど、自分は膝を擦りむいた...。iPhoneをこんなに必死で守ってしまった私は、実は、「りんご教」にしらないうちに入信してたのかもしれないと思うとちょっと心配。気がついたら、iPhone 12の発売日に、パロアルトの総本山に早朝から並んでいたら、どうしよう...。

 

ということで、転んだあとも立ち上がり、最後まで7kmオーバーしたところで、

今日の運動は、終了いたしました。

IPP終了!

渡のIPP(Individualized Program Plan)がおわりました。成人になると3年に1度でいいのですが、渡の現在通うプログラムでは、半年に1度開いてくれて、ありがたい限り。香穂もロサンジェルスからオンラインで参加して、言いたいことなどを述べました。

新しいゴールも決まり、私たちの懸念も汲んでいただき、これからもコミュニケーションを密にしてどんどん渡のゴールを達成していこうということになり、ほっとしました。

仕事のほうも順調で嬉しい限り。よかったわー。