自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

アカデミー賞の舞台に、娘の師匠が立っている! すごすぎる...。

日曜日の夜は、アカデミー賞(オスカー)の授賞式でした。私はテレビで見ていたのですが、私の注目しているところは、長編アニメと短編アニメ。

とくに短編アニメは、香穂の師匠をしてくださったエバレット先生が作った映画がノミネートされておりました。

香穂は、古巣のソニー・アニメーションが最初に入社した会社で、その時に、ソニーは、数部門で師弟制度を導入しておりました。この師弟制度に入れるためには、香穂のアプライしたポジションはたった一人の定員でした。そこに数えられない人がアプライしているわけで。私は無理だろうと思っていたのですが、娘は数ヶ月結果を待っておりました。

無事に娘に合格通知がやってきて、入社できたわけですが、その時に、大変よくしていただいた師匠になってくださった先生がエバレット先生です。先生はあとにも先にもでしを取られていないので香穂が最初で最後の弟子です。一番弟子ですね。

受賞作品がこちら。


Hair Love | Oscar®-Winning Short Film (Full) | Sony Pictures Animation 

英語ですが、そのまま最後まで診てもわかる感動的な映画で、私は泣きまくりました。

最後のところに先生の名前があります。

エバレット先生は、毎朝ご自分のお子さんの髪の毛をご自分で結われているそうです。

 

さて、TVのライブをみていて、ショートフィルムの名前が

”Hair!"

と呼ばれた瞬間、私のほうがパニック。香穂に速攻で電話して、

「右端がエバレット先生だよね?そうだよね??」

といったら、こんな写真が送られてきた。

もう画面が涙で見えないよ...。

 

エバレット先生は、本当に穏やかに香穂を見捨てることなく、1年近く師匠として香穂をみてくださいました。さらに香穂が違う会社に移っても、いまだにイベントなどがあったら、まめに招待してくださるし、常に「元気?」みたいな連絡もくださいます。

本当の親よりよく面倒をみてくださっているエバレット先生です。

おめでとうございます。

今週末は先生のお祝いのお酒でも買いに行くかなー。