自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

目指そうカリフォルニア!

さて荷物のパッキングも終わり、自分たちの家があるカリフォルニアに向かいます。

ホテルの朝ごはんを食べて、部屋に戻って子供達とのんびりしておりました。朝9時前頃、ベットの上に座っていた娘が「あっ、地震だ!」と言いましたが、床に座って、パッキングしていた私は何も気が付かず。娘は「地震だよ」と、再度言って子供達を見たら、渡も香穂も、もうすでに伏せていて、手で頭を覆っておりました。私だけ何もしてないじゃん。

「えっ?どうしよう」と思ったら大きな横揺れが。

「あっ、エレベーター止まったらどうしよう」が、いちばんに考えたことです。だって、荷物だけで一つ22kgくらいのものが5箱ある私たち。

これ、エレベーター止まったら、自力で1階まで持っていくのかーと。

どうしよう、どうしようと思ったけど、横揺れはすぐには収まらず。テレビをつけていたので、津波が来ないというのはわかりました。私たちが地震を感じて5分以上経った頃。館内放送があり「この建物は耐震構造になっているので、部屋から出ないように。後ほど政府(だったかな?気象庁だったかな?)からの指示が入り次第、ご連絡いたします」みたいな感じの放送があった。

「そうかー」

と思い、子供達に「よく地震ってわかったねぇ」と色々話しておりました。

結局長い時間、待ちましたが、空港行きバスは12時にしか出ないので、どちらにしてもここで待機だということで、ゆっくりくつろいでおりました。私は出る前にシャワーを浴びたかったので、

「シャワー浴びてる時に地震になったらどうしよう?」と言ったら娘から

「バスローブあるから、それをはおって逃げたらいいよ」と言われてしまった。いや、そんな勇気あるかな。と思いつつ、シャワーを浴びておりました。

結局、余震もなかったのですが、11時頃にホテル側から指示があり。階段で荷物を持って降りるようにと言われたので、100kgを超える荷物を持って外に出たら、すでに廊下には、従業員の方達が待機されていて、全ての荷物を運んでくださいました。いやーホテルのお仕事って、大変なことお仕事だ。

空港行きのバスにも荷物を乗せてくださって、交通には何の影響もなかったので、無事に成田空港に到着!

飛行機も定刻通りに飛ぶそうです。私は最後のラーメン。

子供達はうどんで、日本を離れます。お世話になった皆様、ありがとうございます。無事にロサンジェルスに到着しますように。