自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

日本に行ってきます! Part1

年末でございます。渡は自分でお金を貯めて、日本に向かうことになりました。お姉ちゃんも自力で飛行機を予約。三人でクリスマスの日に日本行きになりました。

前日の24日、各自準備をするのですが、母はなかなか準備が終わらず。

もちろん、お正月用のワインを持参するので、準備していたら、スッキリ準備が終わった香穂が、ワインの搬送用の箱に絵を描き始めた。

ANAに乗るので、青組さんの方達

動物の運送をなさってくださる方々。

空港整備の方々。荷物を飛行機に載せるかたや、飛行機の誘導の方達ですね。

私たちが直接お会いしない方々にも娘は感謝の言葉を書いておりました。



CAの方達も描けて、明日の搭乗を待っておりました。

どうしてこんな絵をかいてるの?と話したら、

「年末年始は、大変お忙しいお仕事だろうし、うちの渡もそんな忙しい中、ご迷惑をおかけする確率が高いし。少しでも楽しい気分でお仕事をしていただきたかったので」とのことでした。

迷惑をかけるであろう、渡本人は何の準備をしていたか?というと、パッキングも終わり、CAの方達にクリスマスカードを書き始めた。

私たちの搭乗はクリスマス当日。

渡の書いたカードはこう。

「メリークリスマス。僕の名前久保渡です。本日この飛行機に乗るために、たくさんお仕事をして、チケットを書いました。僕には自閉症という障害があって、周りのことがみえないことがあります。僕も頑張って紳士な態度で乗れるようにしますが、もし通路や窓際に立っていて、邪魔な時は、英語で、注意してください。よろしくお願いします。」

と英語と日本語で記載。このカードを持って搭乗して、CAの方に渡すそうだ。すごい気合い。けど、お願い半分、ナンパ半分っていう感じだなーと母は思う...。

 

明日は、いざ、日本!