自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

日本に行ってきます! 神対応のANA はやっぱりすごい。

日本行き当日です。この日のために1年間、一生懸命働いた渡は、もう朝4時から起床して、床を拭き、早く車で空港に向かおう!と必死です。けど、飛行機は朝11時だ

よ。

あまりに渡が我慢できないので、早めに家を出ました。

ラウンジで飛行機がみえるので、出発までの時間を過ごすことに決定。

インスタントのうどんがでてきて、驚く子供たち。

娘には、

「久しぶりの日本だけど。どんな気持ち?」と聞いたら、さっとこんな絵で返された。

嬉しくてふるえているらしい。渡の震え方が半端ない。

ラウンジは、お酒も飲み放題なので、母は嬉しい。

さて、お姉ちゃんによる渡への「飛行機の正しい乗り方講義」

1.床に寝ない(前に喘息がでて、疲れ果てて寝ぼけて後ろの床で寝ようとした)
2.後ろの窓に立って、外を見ない
3.ご飯やジュースのサーブをしている時はトイレに行かない

最後の説明が究極で笑った。

4.綺麗な人をみつけても、じーっとみない。 

さて、搭乗。渡は、自分の席の担当のCAの方の中で、綺麗でやさしそうな方に手紙を渡そうとしたのだけど、みなさん綺麗で、少し怯む。けど意を決して、一人の方に、昨日書いたクリスマスカードを手渡す。

いろいろ説明を受けたおかげか、機内では本当にいい子で過ごしました。

さて、あと1時間くらいで成田だね。という時。私がお手洗いに立った時に、一人のCAさんが、渡にお手紙と袋をくださった。

それがこれ。

この絵葉書に記載。

小さい袋には、メモとペンが入っていました。お手紙を書いたからだと思います。

ありがたい。さて着陸。渡は、このお手紙をいただいたことで、大変自身がついて、公共交通機関に乗ることに対しての、自分の正しい行動というのを理解したようでした。

飛行機を降りると、みんなからほめられて、自慢の渡。

 

おりたらバスでホテルに向かいます。

ホテルは激混みだったので、専用ラウンジで、チェックインを待ちます。

またここでもお酒も飲み放題。

お忙しいらしく、ここで待たされてどんどんお酒が進む母。

いったいどれくらい飲んでいいんだろう?もう1本空いちゃうよ...と思ったところで、チェックインができました。水をみていたら、ご機嫌な渡は、海と橋と大好きな船がみれるので、狂喜乱舞。

香穂は「あっ!マカロンだ!」と甘い方に目がいく。

さて、軽く夕飯を食べて、明日に備えましょう。